ASUS TUF Gaming A14 FA401KMは、一度使うともう他のゲーミングノートパソコンには戻れないほどの魅力を秘めている製品です。
薄くて軽いのに頑丈で高性能と、ウソのような性能をしている本製品の魅力を少しでも伝えられるよう、詳しくレビュー・検証を行いました!
気になる発熱周りについても検証しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- 薄型軽量のゲーミングノートパソコンが欲しい人
- 最新の高性能パーツを搭載したゲーミングノートパソコンが欲しい人
- フラットで落ち着いた見た目のゲーミングノートパソコンが欲しい人
ASUS TUF Gaming A14 FA401KMのスペック・概要


OS | Windows 11 Home |
ディスプレイ | 14インチ 2,560×1,600 165Hz |
CPU | AMD Ryzen AI 7 350 |
GPU | RTX 5060 Laptop GPU |
メモリ | 32GB |
SSD | 1TB |
サイズ | 幅311mm×奥行き227mm×高さ16.9~19.9mm |
重量 | 約1.46kg |
価格 | 今ならクーポンを使うと ¥ 305,820円 ※2025年7月時点での価格 |
ASUS TUF Gaming A14 FA401KMは、これまでのゲーミングノートパソコンの常識を覆してしまうほどの薄型・軽量化を実現している製品です。
ただ薄型軽量に特化しているだけでなく、処理性能・グラフィック性能も高いので最新の高負荷ゲームも快適にこなしてしまいます。
「ゲーミングノートパソコンは欲しいけど、分厚く重いノートパソコンを持ち運ぶのは辛い」と、感じている方にぜひおすすめしたい製品です。
- ゲーミングノートPCとは思えないほど軽量・コンパクト
- 最新のRTX5060 Laptopを搭載
- 冷却性能が高く安心してゲームがプレイ可能
- LANポートがない
- バッテリー駆動時のゲーム性能が低い
- 高価

フラットな外観も特徴的で、一見ゲーミングノートパソコンには見えないのも人によってはポイントになるかもしれませんね。
外観(デザイン)/大きさ/重さ
外観(デザイン)




本製品の外観ですが、ゲーミングノートパソコンとは思えないほど薄く、フラットな形状をしています。
天板には「TUF」のロゴが薄くプリントされてあり、大人しめな外観です。




背面の排気口付近には、画面を閉じた状態でも電源や充電状況がわかるインジケーターがついています。
スリープ状態のまま電源を切り忘れていたり、充電が完了しているかが一目で確認できるのは嬉しい仕様ですね。




裏面と背面には排熱のための大きな通気孔があり、後述しますが冷却性能にも優れています。
スピーカーも裏面についていますが、Dolby ATMOSに対応していることもあり、音質も良いですよ。



画面を開くときは、抑えないで片手で開くことができるよ!



何気ないメリットですが、あるとかなりありがたい仕様です。




横から見てもわかるように画面はかなり薄く、ベゼルも細めです。
フラットでかっこいいデザインではありますが、キーボードについてるシールがやや浮いてる印象があるので、このシールだけは剥がしたいなと個人的に思います。







今回はレンタル品なのでシールは剥がせませんが・・・。
大きさ




大きさはA4用紙とほぼ一緒で、とてもコンパクト。
厚さもかなり薄く、本当にゲーミングノートパソコンなのかと疑ってしまうレベルです。
手でもつかみやすいですし、もちろんリュックやバッグにも収納しやすく、このサイズ感はASUS TUF Gaming A14 FA401KMの大きなメリットの一つと言えるでしょう。
重さ




一般的なゲーミングノートパソコンはだいたいどの製品も2kg以上はする中、本製品の重さは約1.4kgと驚きの軽さです。
実際手に持つとびっくりするほど軽く、「ゲーミングノートパソコン=重い」という従来のイメージを良い意味で裏切ってくれます。



軽いゲーミングノートパソコンって存在するんだ・・・。



この軽さなら通学・通勤も余裕なので、学生や社会人の方にもおすすめです。
付属品




付属品にはACアダプタやマニュアルが付属しています。
ノートパソコンが薄型軽量である一方、ACアダプタは少々大きく重さもあるのは少し残念な点。







後述しますが、本製品はUSB Type-Cでの充電にも対応しているので、そちらを活用するのもおすすめですよ!
また、本製品に付属するマニュアルはかなり詳しく丁寧に解説してくれています。




最近のパソコンはマニュアルが簡素になっているものが多いので、この点も利用者に優しくて良いところだなと感じました。



インジケーターの意味やどのポートがUSB PDに対応しているかなど、マニュアルにしっかり書かれてたので困らなかったです。
キーボード




キーボードは海外メーカーノートパソコンにありがちな英字配列を日本語配列に対応させたタイプのもの。
そのため右上の「¥」キーが小さく、また右下にあるはずのAlt・Ctrlキーがありません。
この2点が問題ないのであれば、とくにこのタイプのキーボードも問題無く使えるでしょう。



キーの触り心地や打鍵感については、癖がなく使いやすいです。




ファンクションキーは一通り揃っていて、日常使いやゲーム、仕事用で使っていて困るシーンはありませんでした。
とくに使用頻度の多い4つのファンクションキーは、左上に専用ボタンが用意されています。
- 音量アップ
- 音量ダウン
- マイクミュート
- Armoury Crate(ユーティリティソフトの起動)
音量ボタンは利用シーンは多いですし、マイクミュートもゲーム中のボイスチャット、会議中のマイクの切り替えと使う機会は多いので便利です。
ユーティリティソフトについてですが、こちらも電源モードの切り替えやWinキーのロックといった操作が行えるとても便利なソフトなので、使用する機会は多くなりました。
タッチパッド




タッチパッドは摩擦感がほぼなくツルツルのタイプ。
「多少摩擦感があって指のコントロールが効いて欲しい」派もいるのでここは完全に好みですが、個人的にはこのツルツルのほうが好きなのでよかったです。
サイズも大きく、タップ時の感度も良好で操作性は抜群です。
ディスプレイ
リフレッシュレートは165Hzに対応していて、さらに応答速度も3msと高速。
動きの速いゲームも滑らかに表現でき、入力を素早く反映してくれます。
解像度は2,560×1,600(WQHD)の16:10型。
一般的なフルHDディスプレイ(16:9型)よりも縦に長く、より美麗な映像を映し出します。







市販されているゲーミングモニターに引けを取らない、高性能なディスプレイです。
バッテリー性能
本機のバッテリー性能を確かめるために「100%充電状態」から「Yotubeを1時間再生」し検証してみました。
結果、1時間で「100%」から「72%」になったので、約28%の消費となりました。
約4時間ほど持つかどうかといった具合で、ゲーミングノートパソコンとしては一般的な減り具合かと思います。
一方バッテリーの充電速度はかなり速く、パソコンの電源を切った状態で付属のACアダプタを使い充電を行ったところ、30分で27%から73%まで充電が行えました。



30分でほぼ半分の充電ができたよ!
これだけでもかなり高速ですが、実は電源を入れ高負荷な処理を行ってる最中でも充電速度はかなり速かったです。
PCを初回起動し、Windowsアップデートやさまざまなゲームやソフトをダウンロードしている最中に充電を行ったところ、元々20%程度しかなかったバッテリーが約1時間前後で80%まで充電されていました。



一般的なゲーミングノートって消費電力がすごいので、電源を入れながらだと充電速度は遅い印象があったのですが、これは驚きでした。
インターフェース




端子はPC本体の両側面にまとめられており、ゲームプレイに必要なさまざまな端子が備わっています。
左側面
- ACアダプタ用ポート
- HDMI
- USB4 Type-C
- USB3.2 Type-A
- マイク・ヘッドホンコンボジャック
右側面
- MicroSDXCカードリーダー
- USB 3.2 Type-C
- USB 3.2 Type-A
左側面のUSB4 Type-CポートはUSB PDにも対応しているため、モバイルバッテリーなどからの充電も行えて便利です。




USBポートもType-C・Type-Aがそれぞれ2個ずつ搭載されてあります。
唯一残念な点が、LANポートがなく有線LANケーブルを接続できない点。
ゲーマーであれば大容量のゲームを素早くダウンロードしたり、オンラインゲームのために遅延の少ないネット環境でゲームをしたい方も多いはずなので、LANポートが省略されているのはかなり残念ポイントです。



薄型化のためには仕方なかったとは思うんだけど・・・。



一般的なノートならまだしも、ゲーミングノートにLANポートがないのは致命的だと思います。
USBポートを一つ使用してLANポートに変換するアダプタが通販や家電量販店で売っているので、必要な方はこちらを用意するようにしましょう。
CPU・GPU・SSD性能
AMD Ryzen AI 7 350(CPU)


Ryzen AI 7 350はその名の通り、AI性能(NPU性能)に優れたCPUです。
NPU性能は最大50TOPSとなっていて、「Copilot+PC」の要件を満たすほどの性能を持っています。




しかし残念ながらどれだけNPU性能が高くとも、性能を活かす方法がかなり限られているのが現状です。
NPUは一部のWindows用ソフトに対応しているぐらいで、AI用途で人気のある「Chat GPT」「StableDiffusion(ローカル画像生成AI)」などにはNPUは使われません。
しかもNPUよりもAI処理性能に優れたグラフィックボードを搭載したゲーミングPCの場合、今後NPUを活用できる用途が出たとしても、わざわざNPUを使う価値があるのかもやや懐疑的です。



グラボよりもNPUのほうが省電力で動くメリットは一応ありますが・・・。



ともかく、いまはNPUがどれだけ良くても、活かす方法がほとんどないんだよね。
まとめると「NPU性能を売りにしているCPUを搭載していても現状その価値は薄いかな」というのがイヤバズの正直な見解となります。
一方NPU性能は抜きにして、Ryzen AI 7 350のCPU性能は優秀です。8コア16スレッド、定格2.0GHz最大5GHz、世代はZen5と処理性能は優れています。
ゲーム用のCPUとしては申し分ない性能をしているので、その点は嬉しいですね。
NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU(GPU)


グラフィックボードには、最新世代のRTX 5060 Laptopを搭載。
フルHDゲーミングに最適な前世代のRTX4060 Laptopよりも性能がよくなっていて、WQHD解像度の本製品でも快適にゲームが楽しめるポテンシャルを持っています。
また最新世代のRTX50シリーズということもあり、高負荷なゲームのパフォーマンスを高めてくれるDLSS4にも対応。
現時点ではDLSS4に対応しているゲームはまだ多くはありませんが、今後対応してくるゲームは増えていくので将来性も期待できます。
ちなみにDLSS4に対応していなくても、前世代のDLSSに対応したモデルであれば「DLSS4 オーバーライド」という機能を使ってDLSS4の機能を使うことが可能です。



純粋な性能アップだけでなく、DLSS4の対応もあるので、RTX50シリーズを使うメリットは大きいです。
1TB (SSD)




読み込み速度(Read) | 書き出し速度(Write) |
---|---|
6,374MB | 5,637MB |
この数値の優劣に関しては、下記の表を参考にしてみて下さい。
ゲーム利用時の動作性 | |
---|---|
5,000MB/s以上 (NVMe Gen4) | とても快適 |
1,500MB/s以上 (NVMe Gen3) | 快適 |
500MB/s以上 (SATA3) | やや快適 |
300MB/s以下 (HDD) | 不快(軽いゲームなら問題なし) |
専用ソフトでSSD性能を調べた結果、「とても快適」に近い評価数値となりました。
PCの起動からゲームのローディングまで、全てがスムーズでとても快適でした。



とくにスリープからの復帰速度が、まるでスマホのようにすさまじくはやかったです!
ゲームでの快適性
各種ゲームでのフレームレート
「ASUS TUF Gaming A14 FA401KM」の、ゲームプレイ時における実際のFPS値を確認してみました。
デスクトップPCとは異なり、ゲーミングノートパソコンで重要となる「電源接続時(コンセントに接続して使用時)」「バッテリー駆動時」のパフォーマンスも検証しています。
検証したのは「モンスターハンターワイルズ(ベンチマーク)」「パルワールド」「Apex Legends」「ゼンレスゾーンゼロ」「鳴潮」の5タイトルとなります。
モンスターハンターワイルズ(ベンチマーク)




WQHD 2,560×1,600 | WUXGA 1,900×1,200 | |
---|---|---|
平均FPS | 86fps | 107fps |
スコア | 14580 「快適にプレイできます」 | 18397 「快適にプレイできます」 |
流石最新世代のRTX5060ということもあってか、電源接続時はWQHD解像度で86fps、WUXGA解像度で107fpsと良い数値を記録しました!
とは言え負荷の重いシーンだとFPSが低下するシーンもありましたので、安定してモンハンワイルズをプレイするのであればグラフィック設定を「中」程度に落としてもいいかもしれません。



最重量レベルのモンハンワイルズでもプレイ可能なポテンシャルを見せてくれたのは嬉しいですね!
一方バッテリー駆動時についてですが、なんとベンチマークソフトを起動することすらできませんでした。
本製品に限らず、ゲーミングノートパソコンはバッテリー稼働時だとCPUやGPUなどのパワーが制限されるのが一般的ですが、まさか起動もできないほどだとは思いませんでした。
本製品でモンハンワイルズをプレイするのであれば、電源接続は必須になりそうです。
パルワールド




WQHD 2,560×1,600 | WUXGA 1,900×1,200 | |
---|---|---|
最高設定 | 90fps | 108fps |
最低設定 | 113fps | 113fps |
パルワールドも比較的重めのゲームではありますが、電源接続時には快適にプレイできる数値を記録しました。
RTX4060 LaptopではWUXGA解像度で90fps代だったことも踏まえると、やはりRTX5060によってパワーアップしていることがわかります。
バッテリー駆動時では、60fps以下になる場面も珍しくなかったため、電源接続でのプレイが望ましいです。
APEX LEGENDS




WQHD 2,560×1,600 | WUXGA 1,900×1,200 | |
---|---|---|
最高設定 | 平均:159fps 最低:100fps | 平均:200fps 最低:106fps |
最低設定 | 平均:220fps 最低:102fps | 平均:275fps 最低:121fps |
Apexはマップや戦闘中などシーンによって負荷が大きく異なるため、今回は「射撃訓練場でジブラルタルのウルトを発動中」に出たfpsを結果として出しています。
ウルト中に出た最低fpsはどの解像度・設定でも概ね110~90fpsとなりました。
一方マップ移動中など負荷が低いタイミングではかなり高い数値が出ていて、バッテリー駆動でも問題無くプレイができる数値を記録しています。
Apexほどの低〜中負荷ゲームであれば、本製品で問題無くプレイができそうです。
ゼンレスゾーンゼロ




2,304×1,440 | 1,728×1,080 | |
---|---|---|
最高設定 | 100fps | 117fps |
最低設定 | 145fps | 148fps |
ゼンレスゾーンゼロでは戦闘シーンで計測を行いました。
電源接続時ではほぼ常に100fps以上が出ているので、こちらも快適にプレイできる結果となりました。
なお、「原神」や「崩壊:スターレイル」などのHOYOVERSE製ゲームは基本的にゼンレスゾーンゼロよりも低負荷なため、同様に快適に遊べました。
鳴潮




WQHD 2,560×1,600 | WUXGA 1,900×1,200 | |
---|---|---|
最高設定 | 136fps | 144fps |
最低設定 | 160fps | 156fps |
鳴潮も全体的にかなり快適にプレイできる数値が出ました。
とは言えバッテリー駆動時には厳しめの数値が出ており、30fpsなどの著しく低い数値がでたこともあったので、基本的には電源接続でのプレイをおすすめします。
主なゲーム向け機能
本PCには独自のゲーム向け機能が搭載されているため、簡潔にご紹介いたします。
ゲーム向け機能 | 対応の有無 |
---|---|
Winキーの無効化 | |
タッチパッドの無効化 | |
キーボードマクロの設定 | |
キー割り当て変更 | |
その他 | オリジナルユーティリティソフト対応 |
マウス使用中に誤作動の原因となるタッチパッドや、ゲーム中に誤作動の原因になるWindowsキーは無効化できます。
キーボード上部にあるファンクションキーを押すことで「Armoury Crate」というユーティリティソフトを起動できるのですが、このソフトがゲームでとても役立ちます。




- CPUやGPUの使用状況の確認
- 電源モードの切り替え
- ゲーム向け機能の切り替え
- 画面の映り方の変更



ゲームごとに電源設定を設定しておけば、自動で切り替えてくれたりとかなり便利です!
発熱
「動画視聴中(低負荷状態)」「ベンチマーク中(高負荷状態)」の発熱も確認してみました。



ベンチマーク中はCPU温度が90度まで上昇することもあり、本体がどこまで冷却できているのか見物です。
まず表面ですが、冷却性能が優れていることもあり、動画視聴中とベンチマーク中の最高温度差が10度前後しか出ませんでした。




続いて熱が溜まりやすい裏面です。動画視聴中は最も熱い部分で約38度です。
一方ベンチマーク中ですが、最も熱い部分で約46度と、8度しか差がありませんでした。




発熱量の高いゲーミングノートパソコンだと70度近くまで発熱することも珍しくないため、ここまでベンチマーク時に発熱が抑えられているのは、凄まじい冷却性能だなと驚きました。
最後に背面です。




さすがに排気口は温度が高く、ベンチマーク中は最大で63度まで上昇しています。
検証結果ですが、低負荷中・高負荷中とでここまで温度差が少ないのは、冷却性能が優れているからと言えるでしょう。
ASUS TUF Gaming A14 FA401KMは高負荷状態でもしっかり冷却を行ってくれるので、安心してゲームがプレイできることがわかりました。
静音性




アイドル時や、バッテリー駆動中はファン音は一切気になりません。
電源接続をしていると低負荷時でもたまにファン音が聞こえることがありますが、こちらも大して気になりません。
一方、電源接続中にゲームやベンチマークを行うとファン音が大きく鳴り、約50db近くの音を出しました。
一般的なゲーミングノートだと50db以上の数値が出ることもあることを踏まえると、静音性はそこまで悪くはなさそうです。
各ソフトの動作性について
ここでは本機のソフト動作性をざっくりとまとめてみました。
デスクワーク効率系ソフト | ||
![]() ![]() Word | ![]() ![]() Excel | ![]() ![]() PowerPoint |
◎ | ◎ | ◎ |
クリエイティブ系ソフト(イラスト・画像) | ||
![]() ![]() CLIP STUDIO PAINT | ![]() ![]() Photoshop | ![]() ![]() Illustrator |
◎ | ◎ | ◎ |
クリエイティブ系ソフト(動画編集・3D) | ||
![]() ![]() Premiere Pro | ![]() ![]() After Effects | ![]() ![]() blender |
◎ | 〇 | 〇 |
表の通り、本製品は高い処理性能・グラフィック性能を持っているオンで、あらゆるソフトを快適に動かすことが可能です。
メモリ容量も32GBと大容量なため、複数のウィンドウを並べたり、ゲームをしながらVCや調べごとなどといったマルチタスクも快適にこなしてくれます。
ASUS TUF Gaming A14 FA401KMの良かった点




やはり本製品の最も大きな魅力は、ゲーミングノートパソコンでありながら薄くて軽い点でしょう。
高負荷なゲームでも快適に遊べてしまうグラフィック性能と冷却性能を持っていながら、ここまで薄くて軽量に仕上げているのは本当にお見事です。
しかも本製品、アメリカの軍用規格である「MIL規格」の厳しいテストもクリアした高い堅牢性も持ち合わせている優れ物。
薄く軽く、そして高性能でよく冷えて頑丈という欲張りセットな製品となっています。



ゲーミングノートパソコン=重くて分厚いイメージをぶち壊してくれるノートPCです。
ASUS TUF Gaming A14 FA401KMの気になる点
本製品の最も気になる点としては、価格の高さ。
最新のRTX50シリーズGPUやRyzen AI CPUを搭載し、ゲーミングノートとは思えないほどの薄型軽量化を実現していることもあり、価格は2025年7月時点で約30万円と少し高価です。
とは言え学校や会社に持って行くのも億劫にならないほど軽く薄いメリットを考慮すると、この価格でも購入しても良いと思えるレベルで本製品は魅力的です。
今後数年間、性能は良い物の重くて分厚いノートパソコンと付き合っていくのか、少し予算を用意して軽量なビジネスノートレベルに軽くて薄い本製品と付き合っていくのか。



予算に余裕があれば、イヤバズ編集部なら後者を選びます。



この感動は実際に触ってみないと伝えづらいのが残念だよ。
ASUS TUF Gaming A14 FA401KMのレビューまとめ


- ゲーミングノートPCとは思えないほど軽量・コンパクト
- 最新のRTX5060 Laptopを搭載
- 冷却性能が高く安心してゲームがプレイ可能
- LANポートがない
- バッテリー駆動時のゲーム性能は控えめ
- 高価
ASUS TUF Gaming A14 FA401KMは、軽量なビジネスノートパソコン並の薄型軽量設計でありながら、高負荷なゲームもプレイできてしまう素晴らしい製品です。
一度このモビリティの高さを体験してしまうと、もう元のゲーミングノートパソコンには戻れないほどの魅力がつまっています。
とくにノートパソコンを持ち運ぶ機会の多い人におすすめしたい製品なので、気になった方はASUSの公式サイトでチェックしてみてくださいね。