こちらの記事では、ドスパラ分割払い(jaccs)の審査に通った人、約300人に対して行なったアンケート結果をまとめていきます。
調査の結果、ドスパラ分割払い(jaccs)の審査に通る人の特徴は、以下5点に分けられます。
- 安定した収入がある
- 過去、公共料金等の延滞がない
- 消費者金融を利用していない
- 申込時に借金をしていない
- 連帯保証人の信用情報がクリーンかつ、安定した高収入を得ている
アンケートの結果を辿りながら、私自身の見解を含めて上記理由を解説していきますね。
ドスパラ分割審査に通った人へのアンケート内容・結果
調査内容
- 計2,000名に対して「ドスパラ分割払いを行なったことがあるか否か」を質問。スクリーニング調査を実施。
- 425名の「分割払いを行ったことがある人」を対象に、審査に「受かった」か「落ちた」かの確認。
- 298名の「受かった人」を対象に、「年齢」「職業」「年収(月収)」「自身が受かった要因(あくまでも考察)」を記載してもらう。
調査結果
結果概要(見解)
- 審査に受かった人に共通する特徴として「安定した収入がある」「支払い延滞の無さ」「消費者金融利用履歴の無さ」が挙げられた
- 年齢は30代が最も多く、次に20代後半、40代、20代前半、10代と続く
- 仮に自身の年収が低くとも、連帯保証人次第では審査に通る可能性がある
- 学生やアルバイトでも審査に通っている人は一定数存在する
ドスパラjaccs審査に通る人の特徴一覧
上記結果を踏まえて見えてきた、ドスパラのjaccs審査に通る人の特徴をまとめていきます。
安定した収入がある
まず全員に共通する特徴として、安定した収入があることが挙げられました。
分割払いやローン審査時に最も大事だと言われているのが、返済能力の有無となります。むしろ、審査のすべての項目は、この能力を確かめるためにあると言っても過言ではありません。
jaccs側としては貸し倒れされることを最も避けたいため、必然的にこの項目が最重要だと言えます。
ちなみに回答者の中には「月収5万円」の方もおり、決して高収入である必要はないことが見受けられました。
学生や新卒社会人でも、審査に受かる可能性が示唆されているポイントの一つだと言えるでしょう。
過去、公共料金等の延滞がない
過去に公共料金や、クレジットカード支払いなどの延滞がないことも、審査に受かる上で大切です。
個人信用情報機関に延滞履歴が複数回登録されてしまうと、審査時にjaccs側に確認され、審査落ちしてしまう可能性が高いです。
一度「クレカの焦げ付き=延滞し過ぎてローンを借りられない状態」となってしまった場合も、厳しいと言われていますが、下記のような人も存在しました。
クレジットカードを滞納で焦げ付かせてしまった経験がありますが、現在は完済しています。年収がかなり高めだったので、そこがドスパラ審査に通った理由なのかと思っています。
この方はローンを完済した上で、分割払い審査時に「正社員:年収600万円以上」であったため、受かったようです。
延滞履歴があったとしても、そのデメリットをカバーできるような収入があれば、jaccs審査は通る可能性もありますが、無いに越したことはありません。
消費者金融を利用していない
消費者金融からの借り入れがないことも、審査に受かるポイントの一つだと言えます。アコムやプロミスといった企業からお金を借りていないといった意味ですね。
ドスパラ分割審査に受かった人の大半が、「過去に消費者金融を利用したことがない」との回答を行っており、やはり審査時に影響してくる要因であると言えます。
現在進行形で借り入れている場合はもちろんのこと、過去利用したことのある人でも、”消費者金融から借入を行なった”という事実は信用情報に残っているため、他ローンの審査に影響する可能性があることを十分考慮しましょう。
申込時に借金をしていない
ドスパラ分割払いを申し込む際に、借金を行っていない(他社でローンを組んでいない)ことも重要です。
「借金をしている状態=毎月の収入が借金分減っている状態」となってしまうため、支払い能力の有無を確認されるjaccs審査ではその時点で不利になってしまうと言えます。
ただ、必ずしも借金をしていると審査に受からないという訳でもなく、「スマホの分割払いをしているが受かった。」といった方や、「住宅ローンを組んだ状態で分割審査を行ったが受かった」といった方もおりました。
前者の方は、一度の滞りもなく返済しているようですし、後者の方は住宅ローンを組める時点で、信用情報が非常にクリーンであることが伺えますので、あくまでも信用情報(きちんと返済できているかどうか)が重要だと考察します。
連帯保証人の信用情報がクリーンかつ、安定した高収入を得ている
申し込みを行う本人に安定した収入が無かったとしても、連帯保証人側が審査条件に通るようなステータスを満たしておけば、審査に通るという事例もございました。
主に10代20代の学生の多くが親を連帯保証人として記載しており、その後の個別質問による結果、いずれも親御さんの年収が高い(500万円以上)かつ、安定して収入を得ている(正社員が多数)ことがわかりました。
信用情報のクリーンさに関しては真偽不明ではありますが、他事例を見ても、傷がついていた場合は審査に落ちてしまう人がいることから、いずれの親御さんも問題ないのだと思います。
逆に「審査落ち」してしまった人の特徴は?
当サイトでは、審査落ちした人に対してもアンケートを行いました。
結果、有意義なデータの中からドスパラ分割払いで審査落ちしてしまう人の特徴・原因も特定できました。
すでに審査落ちしてしまった人や、審査落ちを逃れたい人は、以下の記事もご覧ください。
学生、パート・アルバイトでも受かった人はいる
寄せられた回答の中には、学生やアルバイトでも審査に受かったという人が一定数いらっしゃいました。
ここでは、受かった人の属性と「あなたが受かった理由はなんだと思いますか?」といった質問への回答を一部掲載していきます。
「20代前半、パート・アルバイト(チラシ配り)、月収1万〜5万円」
チラシの配達をしており継続的な収入があり、借金を借りたことも一度もなかったため信用があったからだと思います。
世帯年収はそこまで多くなく300万円以内ですので、信用情報が大きいと思います。
やはりjaccs側は、高収入かどうかよりも、安定した収入があるかどうかを見ているようです。信用情報に傷がないのも大きなポイントですね。
「30代、パート・アルバイト(チラシ配り)、月収6万円〜10万円」
パートではあるものの勤続年数が3年を超え、年収が100万円近くあったこと。クレカなどの滞納がなかったこと。パソコンの総額が20万円代で、月々の支払いが3万円と少なく、1年以内に完済できる予定だったから。
継続収入を見定めるポイントとして、勤続年数も確認している可能性があります。長く勤めている=早々に仕事を辞めない=今後も収入が継続する可能性が高い、といった観点です。
また、審査に受かりたい場合は、できる限り月々の支払額が少なくなるように設定し、できれば一年以内に返済できるようであれば尚、確率は上がるでしょう。
「10代、学生、月収1万〜5万円」
親が連帯保証人になってくれた。上場企業の正社員で、親の年収が相当高いから受かったのだと思う。
10代の学生でも分割払いの審査に受かった事例は存在します。
現に私も学生の頃にドスパラの分割審査を行っており、受かったことがあるのですが、決して親の年収は高くなかったため、こういった事例もあるのかと驚きました。
私が受かった理由や、学生が分割払いを行う際の注意点に関しては下記記事を参考にしてみてください。