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lenovo Legion Tab (8.8”, 3) レビュー|8.8型タブレットの中では間違いなくNO.1性能!?

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)

巷で話題の「Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)」の実力を検証してみたところ、最強の小型ゲーミングタブレットであることがわかりました。

さまざまな検証を行っていますが、原神やゼンレスゾーンゼロなどの重たいゲームがどの程度快適に動くのか?プレイ動画も撮影しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【PR】今回の記事は、Lenovo様よりタブレットの貸出をいただき執筆しております。

「Legion Tab (8.8”, 3)」をおすすめできる人
  • 重たいゲームも快適に遊べるゲーミングタブレットが欲しい人
  • ゲーミングタブレットの中でも、できるだけ小型の物が欲しい人
  • iPadよりもAndroidタブレットが良い人
イヤバズ編集部アイコン
執筆者
イヤバズ編集部
イヤバズは、ゲーミングPC選びをもっと楽しく・わかりやすくするための情報メディアです。
年間50台以上の製品レビューを行い、専門家の監修のもと正確な情報をお届けしています。
目次

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)のスペック・概要

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)
OSAndroid 14
SoCQualcomm Snapdragon 8 Gen 3
メモリ12GB
ストレージ256GB
ディスプレイ8.8型 2,560×1,600解像度 165Hz
サイズ約208.5×129.5×7.8mm
重さ約350g
バッテリー約15時間
WidevineL1
価格79,860円(税込)

現在市場にあるほとんどのゲーミングタブレットが10インチ以上と大きめサイズのなか、Lenovoから10インチ以下の高性能小型ゲーミングタブレット「Legion Tab (8.8”, 3)」が登場しました。

SoCの「Snapdragon 8 Gen 3」はハイエンドプロセッサーの中でも最上位レベルの性能を誇る超高性能SoC

動作の重いゲームも快適に動かせるパワーがあり、ゲーマーの期待にも応えられる性能を持っています。

その他のスペックも軒並み高水準で、これだけの性能を持っていながら価格は約8万円とコスパにも優れ、発売から多くのタブレットゲーマーから注目されています。

Legion Tab (8.8”, 3)のメリット
  • 性能が高い割に価格も安い
  • ゲームをするのに丁度良いサイズ感
  • 普段使いはもちろんゲームも快適
  • バイパス充電や2つのType Cポートなど使い勝手抜群
Legion Tab (8.8”, 3)のデメリット
  • ゲーム中の発熱はやや気になる場面あり
  • 指紋認証に非対応
  • Cellularモデルがない
イヤバズ+

レノボさんから貸し出しいただいている本機ですが、別で自分用に購入しようかと検討しているくらいに魅力的な製品です。

テクリス

小型高性能タブレットは「これ一択」と言っても良いくらい完成度の高い製品だよ!

実はこれまで「タブレットはiPad一強だろ」と思っていた筆者だったのですが、良い意味で裏切られました。

本製品の魅力を少しでも伝えられるようレビューしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

付属品

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の付属品
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の付属品

本体の他には、説明書・保証書類に加え、USB Type-Cケーブル電源アダプタが付属しています。

外観・大きさ・重さ

外観

スクロールできます
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)
正面
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の背面写真
背面
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の側面写真
側面
スクロールできます
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)
正面
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の背面写真
背面
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の側面写真
側面

全身ブラックと重厚感がありますが、やや丸みを帯びている角のおかげで柔らかい印象もある外観です。

背面にはカメラと「LEGION」のロゴに加え、技適やシリアルナンバーが記載されたシールが貼られてあります。

カメラ部分はやや出っ張りがあるので、机に置くと少しガタガタします。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の出っ張りのあるカメラ部分の写真
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の出っ張りのあるカメラ部分の写真
イヤバズ+

出っ張りが気になる方はケースを使って対策しましょう。

大きさ

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)とA4ルーズリーフのサイズ比較
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)とA4ルーズリーフのサイズ比較

サイズは非常にコンパクトで、A4用紙半分以下の大きさです。

手元で動画視聴やゲームをする分には視界にちょうど収まるサイズ感で、とくに画面が小さいと感じることはありませんでした。

さすがにズボンのポケットには収めるのは難しいですが、どんなリュック・バッグにも収まる程度にはコンパクトですので、持ち運びには困らないでしょう。

重さ

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の重量測定写真
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の重量測定写真

重さは約350gで、個人的には非常に軽く感じます。

長時間手に持って操作していても疲れることはありませんでしたし、持ち運びで「重い・・・」と感じることもないでしょう。

イヤバズ+

350mlのペットボトルとほぼ同じ重さです。

ボタン・インターフェース

スクロールできます
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の上部インターフェース写真
上部
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の右側面インターフェース写真
右側面
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の下部インターフェース写真
下部
スクロールできます
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の上部インターフェース写真
上部
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の右側面インターフェース写真
右側面
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の下部インターフェース写真
下部
ボタン・インターフェース

上部

  • 電源ボタン
  • 音量ボタン

右側面

  • USB2.0(Type-C)

下部

  • USB3.2(Type-C)

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)にはUSB Type-C端子が2つ備わっています。

USB Type-C端子が2つあると、イヤホンやマウス、外部デバイスを接続しながら充電を行えるのでとても便利です。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)を二つのtype-Cポートに接続している写真
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)を二つのtype-Cポートに接続している写真

最近ではUSB Type-C端子の有線イヤホンも多いですし、Android用コントローラーもUSB Type-Cポートに接続する商品が多いので、これらを活用する方にはとてもありがたい機能となるでしょう。

イヤバズ+

外部ディスプレイへの出力も可能です。

ディスプレイ

安物タブレットにありがちな「色味が変」というようなことは一切なく、映りはとても綺麗です。

明るさも十分あり、解像度も2,560×1,600ときめ細かいので文字もくっきり、写真や動画も美しく表示されます。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)のリフレッシュレート設定画面
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)のリフレッシュレート設定画面

リフレッシュレートは最大165Hzに対応しているので、画面もヌルヌル動きます。

「165Hzに対応しているゲームは少ないから恩恵はないのでは?」と思うかもしれませんが、ゲームに対応していなくても、SNSやブラウザ視聴といった普段使い時に画面がヌルヌルしていて最高です。

一度165Hzといった高リフレッシュレートタブレットを使うと、「もう60Hzタブレットには戻れない」という方がいるくらいなので、それだけ高リフレッシュレートタブレットというのは大きな強みと言えるでしょう。

イヤバズ+

高性能ということもありカクつきは一切なくヌッルヌルです。

各種アプリの使い心地

読書

小説や漫画は見開きで表示しても絵や文字が小さすぎることもなく、丁度良いサイズ感でとても読みやすいです。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の漫画表示写真
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の漫画表示写真

雑誌レベルの比較的大きめの書籍の場合、見開き表示にするとやや文字が小さくて見づらく感じるかもしれませんが、拡大するか縦持ちで見れば良いだけなので個人的にはとくに気になりません。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の雑誌を表示した写真
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の雑誌を表示した写真
テクリス

料理本とかも見やすかったよー!

動画・配信視聴

YoutubeやTwitchといった動画・配信視聴も一切ストレスなく快適に利用できます。

性能が高いこともあり、再生時や画面を最大化するときなど全くモタつくことがありません

もちろん、生配信を視聴する際、画面が大きいので動画とチャット(コメント)を並べて表示することもできますよ。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3) Twitch
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3) Twitch

WidevineはL1に対応しているので、AmazonプライムではフルHD解像度で視聴できます。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3) Amazonプライムビデオのスクショの一部
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3) Amazonプライムビデオのスクショの一部

WidevineとはGoogleの開発したデジタルコンテンツ保護技術で、タブレットやスマホがどのレベルのWidevineに対応しているかにより、AmazonプライムやNetflixといった動画配信サイトで視聴できる動画の画質が決定します。L1は最も高いレベルのため、高画質での動画視聴が可能です。

ブラウジング

イヤバズ公式サイト
イヤバズ公式サイト

GoogleChromeでのブラウジングも超快適です。

やはり高性能ということもあり、サイト間の移動や画像の表示もサクサク快適に動きます。

テクリス

ストレスフリーで不満は全くないよ!

SNS

X(旧Twitter)もサクサク動かせます。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)でTwitterとYoutubeを表示
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)でTwitterとYoutubeを表示

本製品は画面分割表示が可能で、サイトや動画を見ながらSNSを見ることも可能です。

画面分割をしている際も動作がもたつくような事は全くないのは、流石のハイエンドゲーミングタブレットと言ったところでしょうか。

ゲーム向け機能

ゲームアシスタント

ゲーム中に左からスワイプすることで、「バイパス充電」「通知をオフ」「ミスタッチ防止」といった、ゲームに関するさまざまな機能を切り替えられる機能です。

各種機能の切り替えだけでなく、「省電力モード」「バランスモード」「パフォーマンスモード」のモードを即座に変更できます。

イヤバズ+

学マスだと、普段は省電力モード、ライブシーンはパフォーマンスモードって感じで変更できて便利です。

テクリス

バッテリー温度などの確認も行えるよ!

ゲーミングビュー

ゲームのアスペクト比を変更できる機能です。

全画面表示でゲームをプレイするのが一般的ですが、この機能を使用すれば全画面表示をせずにプレイが可能になります。

メリットとしては、アスペクト比を変更したことでゲームをより広い視野で見ることができるようになる点。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の通常アスペクト比
通常画面
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3) 広角にアスペクト比を変更
広角表示画面

ゲームによっては、少し横長に表示された方が視野が広くなり、有利に進むこともあります。

テクリス

いつもと違ったゲーム体験ができるよ!

スマート画面回転

ゲーム時にも嬉しい機能の一つが「スマート画面回転」です。

本来強制的に「縦画面表示」「横画面表示」になるアプリやゲームを、自分の指定した向きで表示できるようになります。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の通常モード
通常モード
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)のスマート画面回転機能をオンにした画像
スマート画面回転をオン

「学園アイドルマスター」を例に挙げて解説すると、本来このアプリは強制的に縦画面でのプレイを要求されます。

しかし、「スマート画面回転」をオンにすれば、タブレット本体を横向きに持ったままプレイが可能になるんですね。

イヤバズ+

タブレットの向きを変えずに操作したいこともあるので、かなり便利な機能だと思います。

テクリス

ただし、アプリによってはスマート画面回転機能が利用できない場合もあるから注意!

バイパス充電

本製品は「バイパス充電」にも対応しています。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)のバイパス充電
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)のバイパス充電

充電をしながらタブレットを使用すると、「バッテリーへの充電」「端末への給電」どちらも行うことになるのでバッテリーの負担が大きく、さらにバッテリーの発熱によりタブレットの性能が低下してしまいます。

バイパス充電を行えば「バッテリーへの充電」を行わずに、電力をそのまま「端末へ給電」してくれるので、バッテリーの負担を減らすことが可能です。

バッテリーの負担が減り寿命が延びるだけでなく、バッテリーの発熱が抑えられ、結果的にゲームのパフォーマンス向上も期待できます。

イヤバズ+

設定次第では一部のアプリを除き、ゲーム中以外でもバイパス充電が行えます。

高負荷なゲームほどバッテリーはどんどん減っていくため、充電しながらゲームをしたいゲーマーにとってはマストの機能です。

各ゲームを実際にプレイ

学園アイドルマスター

まず学園アイドルマスターですが、こちらは60fpsおよび全ての設定を最高品質に設定しても、サクサク快適にプレイが行えました。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の学マスの設定画面
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の学マスの設定画面

一般的なスマホでは、プロデュース中は問題なくてもライブシーンでカクカクに・・・となりがちですが、Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)ではライブシーンもカクカクすることなく綺麗に再生ができました。

高解像度でDolby Atomosに対応していることもあり、ライブ中の映像・音声が素晴らしく満足度が高いです。

しかし1点だけ気になる点があり、スマート画面回転機能と相性が悪いのか、機能をオンにして画面を揺らすとなぜか暗転してしまう不具合が発生してしまいます。

他のアプリでは発生しないため、学マスとスマート画面回転機能との相性が悪いのかと思います。

テクリス

スマート画面回転機能をオフにすれば、暗転することなく快適にプレイできたよ!

ゼンレスゾーンゼロ

グラフィック設定を最高設定にしたゼンレスゾーンゼロをプレイしてみましたが、こちらも動作がモタつくことなく快適にプレイできました。

ムービーシーンは基本的には60fps張り付きなので、全く問題ありません。

動きの激しい戦闘シーンになると50~60fpsほどになりますが、とくにモタついているような印象は一切無く、快適です。

カクつくことはなく快適ではあるものの、やはり負荷が大きいゲームということもあり、発熱はそこそこ発生しました。

崩壊:スターレイル

まず移動シーンですが、歩きのときはもちろん、走ってるときにもカクつきが一切ないのでスムーズに移動が行えます。

続いて戦闘シーンですが、通常時の戦闘や必殺技のカットインどちらも滑らかに動くので、移動・戦闘シーン総じて快適にプレイが行えました

ムービーシーンも止まるようなことは一切無く、迫力のあるムービーが楽しめます。

フレームレート的には、概ね50〜60fpsと高い数値が出ているので、綺麗な映像でスタレを楽しみたい方にはピッタリでしょう。

原神

最後に原神です。

デフォルトの画質設定は上から2つめの「高」になっていました。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)原神の設定画面
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)原神の設定画面

改めて画質設定を「最高」にして戦闘を行ってみたところ、激しい戦闘シーンでもほぼ60fpsに張り付きでプレイできました

原神も問題無く快適にプレイ可能です。

バッテリー性能

バッテリー性能についてですが、何を行っているかによってバッテリー消費量が大きく異なります

とくに、高負荷なゲームをしているときのバッテリー消費は凄まじかったです。

ゼンレスゾーンゼロをパフォーマンスモードで10分プレイしただけで、なんと約10%もバッテリーが消費されていました。

テクリス

2時間持たなさそうだね

イヤバズ+

高負荷のゲーム中はバイパス充電が必須ですね。

一方、動画視聴などの普段使い用途でのバッテリー消費は緩やかです。

Youtubeで動画を10分見てもバッテリーは1%しか消費されておらず、30分で3~4%の消費という結果に。

まとめると、高負荷なゲーム時には数時間程度しか持たず、それ以外の用途であれば10時間以上は余裕で持つようです。

スピーカー

Dolby Atomosに対応している本製品のスピーカー音質についてですが、とてもクリアで綺麗な音質です。

重厚感にはやや欠けるものの、音楽鑑賞・動画視聴と各種コンテンツでも違和感がなく、良いサウンドだなと感じます。

音量も最大まで上げるとかなり大きい音が出ます。

テクリス

顔の前までタブレットを持ってくると、かなり臨場感があって良い音だよ〜。

カメラ性能

以下の写真は、Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)のカメラで撮影した写真です。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)のカメラで撮影
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)のカメラで撮影
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)のカメラで撮影
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)のカメラで撮影

最近のスマホに搭載されているカメラよりは流石に劣りますね。

数年ほど古い旧世代のスマホカメラと同等レベルの仕上がり、といった所でしょうか。

とは言え、このゲーミングタブレットにカメラ性能を求めてる人はほぼいないと思うので、とくに気にするような点ではないでしょう。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)のとくに良かった点

性能が良いので普段使いはもちろん重いゲームもサクサク快適

本製品のパワーを象徴する「Snapdragon 8 Gen 3」はやはり強く、普段使いからゲームまで何もかも快適に動かしてくれるパワーを持っています

あらゆる用途で使用していてパワー不足を感じる場面がなく、性能面での不満が一切ありませんでした。

「ゲームを快適にプレイしたい」方は、本機を選んで後悔することはまずないでしょう。

サイズ感や重さも丁度良く総合的に見て完成度が高い

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)

性能についてはすでに述べていますが、この製品のもう一つの特徴が小型タブレットである点です。

8.8インチという小型サイズのタブレットに、「Snapdragon 8 Gen 3」ほどのハイスペックSoCを搭載したゲーミングタブレットは今まで無かったため、現状「小型」「超高性能」なゲーミングタブレットは本製品一択と言って差し支えなくなったと言えるでしょう。

実際、本機を使用していて、8.8インチのサイズ感はとても扱いやすいように感じました。

両手で持っても重さで疲れることがなく、画面が大きすぎないので画面全体へのタップもしやすいです。

バイパス充電やゲームアシスタント機能が便利

本製品に用意されてあるゲーム向きの機能はどれも使いやすくて便利です。

とくにゲーム中の発熱やバッテリー問題への解決策の1つとなるバイパス充電の存在は大きいと言えるでしょう。

テクリス

バイパス充電のおかげで長時間のタブレット使用もへっちゃら!

ゲーム向き機能だけでなくその他の作りもよくできていて、ユーザーに寄り添った設計がされているのもポイント。

例えばパスコード解除を行う際、画面中央ではなく手の届きやすい右側に入力画面が寄るところとか、よくできているなと感じました。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の気になった点

発熱はやや気になる場面もあり

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の電池温度
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の電池温度

高負荷なゲームをしていると流石に発熱が大きくなり、端末全体がじんわりと熱く感じる場面がありました。

手で持つには少し厳しいと感じる温度まで発熱することもあるので、高負荷なゲームをされる方はケースの用意はした方が良いかと思います。

とは言え、発熱によってアプリが落ちるということは今のところなく、ゲームは快適にプレイできました

指紋認証に非対応・Cellularモデルがない

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の生体認証設定画面
Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)の生体認証設定画面

筆者はとくに気になりませんでしたが、本製品の口コミを見ていると「指紋認証が欲しかった」「Cellularモデルが欲しかった」という声をよく目にすることがあります。

確かに本製品は指紋認証に対応していません。

あった方が嬉しいというのは理解できる反面、「もし指紋認証に対応することでコストアップするくらいなら・・・」と思うと、個人的には無くてもまあ良いかなとは思いました。

テクリス

顔認証には対応しているよ!

Cellularモデルについてですが、残念ながら本機にはありません。

Lenovoのタブレットは、製品によってはCellularモデルが存在していることもあり、この点は確かに必要な方からすると残念ですね。

iPad miniとどっちがいい?

小型の高性能タブレットにはiPad miniが存在するため、どちらがおすすめなのか比較してみました。

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)iPad mini(第7世代)
¥79,860円
※2025年5月時点での価格
¥78,800円
※2025年5月時点での価格
8.8インチ8.3インチ
Snapdragon 8 Gen 3A17 Pro
12GB8GB
256GB128GB
「Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)」最新価格・
スペック一覧【LENOVO公式】
「iPad mini」最新価格・スペック一覧【Apple公式】

SoCやメモリ、ストレージ容量などを比較すると、全体的にLenovo Legion Tab (8.8”, 3)のほうが高性能ですね。

しかしその他の細かな機能が両者どちらも一長一短あります。

iPad miniにはCellularモデルが存在し、指紋認証に対応。サイズがコンパクトな分重さも約300gと軽量です。

一方Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)はリフレッシュレートが 165Hzに対応していて、USB Type-Cポートも2つあります。

バイパス充電にも対応していて、よりゲームに特化されています。

テクリス

ゲームをするならLenovo Legion Tab (8.8”, 3)だね!

まとめると、Cellularモデルの存在や指紋認証に魅力を感じる方には、iPad miniがおすすめです。

よりコスパが高く、ゲーミング性能に特化したタブレットが欲しい方にはLenovo Legion Tab (8.8”, 3)がおすすめですよ。

【総評】高性能×小型のゲーミングタブレットが欲しいなら買うべし

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 重いゲームを含むあらゆる用途でサクサク快適
  • サイズ・重さが丁度良い
  • 性能の割に価格が安くコスパに優れる
デメリット
  • ゲーム中の発熱はやや気になる場面あり
  • 指紋認証に非対応・Cellularモデルがない

Lenovo Legion Tab (8.8”, 3)は、高性能な小型ゲーミングタブレットを求める方にぜひおすすめしたい商品です。

やや発熱はあるもののそれ以外の不満がほぼなく、ゲームを快適に遊ぶための工夫がたくさん詰まった素晴らしいタブレットとなっています。

iPad miniとどちらを買うか悩む方もいるかもしれませんが、個人的にはよりゲームに特化し、コスパに優れたLenovo Legion Tab (8.8”, 3)がおすすめです。

気になった方はLENOVOの公式サイトでチェックしてみてくださいね。

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