「Lightning-G AF7W」はがっつりゲーム・編集がしたい人向けの高コスパな一般デスクトップPCです。
CPU・GPUのバランスに優れており、WQHDの高画質プレイや4Kプレイも可能な性能を持っていますよ。
- コスパ重視!がっつり遊びたいけどできるだけコストを抑えたい人
- 動画編集・3D制作などクリエイティブ活動もしたい人
- 今後も長く使えるBTOPCを検討中の人
スペック解説

製品名 | Lightning-G AF7W |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7700 (3.8GHz-5.3GHz/8コア/16スレッド) |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4070 12GB GDDR6 (HDMI x1,DisplayPort x3) |
メモリ | 16GBメモリ DDR5 |
SSD | NVMe Gen 4 500GB ※レビュー対象PCは1TBにカスタマイズ済 |
サイズ | 210(幅)×401(奥行き)×422(高さ) mm |
重量 | 約10kg |
価格 | ¥ 219,980円 ※2025年1月時点での価格 |
本機はできるだけコストを抑えつつしっかりゲームを楽しめる、初級~中級ゲーマー向けの高コスパ一般PCモデルです。
カテゴリは一般PCですが、CPU「AMD Ryzen 7 7700」GPU「NVIDIA GeForce RTX 4070」搭載モデルはもはやハイパフォーマンスゲーミングPCと言えるほど。

例えば人気タイトル「モンスターハンターワイルズ」の推奨環境を満たしているため、すでにゲーミングPCをお持ちのご友人とも快適にプレイできます。
- 同様構成の他メーカーPCよりコスパに優れる
- WQHD環境でもぬるぬる動き4Kプレイも可能
- 長尺動画編集・3D制作も可能
- 長く使うならメモリは32GB以上が良い
本機の特徴や実際にゲームプレイをした結果も記載しているので、購入前の参考にしてみてくださいね。
外観(デザイン)/インターフェース/付属品
外観(デザイン)
























ガラスパネル以外フラットなホワイトカラーで統一された本機は、マットな質感でスタイリッシュさを感じさせます。
室内のインテリアや空間に溶け込みやすいシンプルデザインは、老若男女問わず使える万能型と言えますね。



黒のスモークがかかったガラスパネルが大人っぽくてかっこいい!




背面のインターフェースパネルがホワイトに変更されていたのもうれしいポイント。











こういった普段見えない部分にもこだわってくれているのは本当に嬉しいですね。
大きさ








本機は「21×40.1×42.2cm」のミニタワーサイズで、PS5よりも少し大きいサイズとなります。
シンプルでマットな質感のホワイトカラーなのも加わり、リビングやデスク上に置いても圧迫感を感じにくいのが魅力。
BTOPCの存在感が苦手な方におすすめできるサイズ感です。
重さ




ミニタワー型PCでは平均的な約10kgとなります。
持ち運び時の落下や衝撃が気になる方はデスク下スペースに収納しておくと良いでしょう。
インターフェース






本機の天面前方には電源・USB端子・オーディオ端子・リセットボタンが、裏面にはUSB端子やHDMI端子が備わっています。
前面
- USB 3.2 Gen1 Type-A×2
- マイク入力&ヘッドフォン出力共用端子
- 電源入力
- リセットボタン
後面
- USB 2.0 × 2
- USB 3.2 Gen1 Type-A × 2
- HDMI × 1
- 有線LANポート
以前レビューした「Lightning-G AT5W」よりも数が減っているため、使い方次第では別売りのUSBハブを用意する必要があるでしょう。



HDMIは1つですので、複数必要な方はUSB変換アダプタやドッキングステーションを用意してくださいね。
本機にはUSB Type-Cポートがないので必要な方は変換アダプターを利用しましょう!
付属品




本機の付属品は「電源ケーブル」「Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC」「PC Game Pass」となります。



「Minecraft: Java & Bedrock Edition」は3,960円「PC Game Pass」は月額990円かかるから約5,000円分お得!



「Call of Duty:Black Ops6」「Wuchang: Fallen Feathers」など気になっていたゲームもプレイできますよ。
CPU・GPU・SSD性能
Ryzen 7 7700(CPU)




Ryzen 7 7700は2023年1月に発売されたプロセッサーで、エネルギー効率の高い省電力CPUです。
一般PCとしては十分すぎるほどの性能を持っており、事務作業はもちろんイラスト作成や漫画制作ソフトも非常にスムーズに動作します。
また、本機搭載のGPU「RTX 4070」と相性が良く高画質ゲームプレイやエフェクト・トランジションを多用した動画編集もできますよ。
ただしクリエイターを本業としビジネス用として使う場合、少々力不足となるため別のクリエイター向けモデルを選んだほうが良いでしょう。
RTX 4070(GPU)




GeForce RTX 4070はWQHD環境で遊びたい方に適したミドルハイクラスのGPUとなります。
GeForce RTX 3080 10GBと同様の性能を持ち、4K環境にも対応可能。
レイトレーシングやゲームプレイ中のフレームレートの向上が期待できるDLSS機能を使えるため、対戦ゲームで高いFPS値を出したい方にもおすすめできます。



フルHD・WQHD環境でも高いフレームレートを目指せます。DLSS対応タイトルなら更に高い数値も期待できるでしょう。
1TB(SSD)




読み込み速度(Read) | 書き出し速度(Write) |
---|---|
4081.59MB | 2925.82MB |
この数値の優劣に関しては、下記の表を参考にしてみて下さい。
ゲーム利用時の動作性 | |
---|---|
5,000MB/s以上 (NVMe Gen4) | とても快適 |
1,500MB/s以上 (NVMe Gen3) | 快適 |
500MB/s以上 (SATA3) | やや快適 |
300MB/s以下 (HDD) | 不快(軽いゲームなら問題なし) |
専用ソフトでSSD性能を調べた結果、「とても快適」寄りの数値が出ました。
本機のSSD「NVMe Gen4」はCPUに直接接続できるため、低遅延高速転送を実現する高コスパなSSDとなります。



ソフトやPC起動もスムーズだったよ!
静音性












静音性を調べるにあたり、スマホアプリの「dB Meter」で測定しています。
結果、アイドリング時は36dB、動画編集・ゲームプレイ時は52dBとなりました。
ゲーム起動中はファンの回転数が上がりましたが、dB数値の変化は見られませんでしたね。



ゲームプレイ中ヘッドセットやイヤフォンを着けているなら全然気にならないレベル!
大きな特徴
一般向けPCの位置づけなのにWQHDゲームができる
本機は一般向けモデルとして発売されていますが、搭載しているCPU・GPU性能が優れており、WQHD環境でも高いフレームレートを出せます。
フルHD環境なら165fps以上でプレイできますし、設定次第では4K画質でのゲームプレイも可能です。
最新タイトルを遊びたい方や、対戦ゲームで高いフレームレートを出したい方におすすめできますよ。



正直、ゲームできる高コスパPCを探していた人はこれ一択でもいいかもしれない!ゲーム以外にも事務作業・・編集・クリエイティブなんでもできちゃうよ!
高い性能を持つPCなのに価格が安く高コスパ




後述しますが、本機は他のメーカーと比較してもPC価格が安くお得なモデルです。
同様の構成にしても安く、ARGB対応ファンに変更すれば価格差はさらに広がります。
値段だけ見れば他メーカーで一部安いモデルもありますが、ほとんどが受注生産となり発送まで時間がかかるのがネック。
本機は最短当日出荷、電話サポートも365日24時間受付と手厚いサポートがあるため、初めてのBTOPCとして自信を持っておすすめできる製品となります。



ゲーミングPCの見た目にこだわらない方であれば本機は充分「買い」と言えるでしょう。
シンプル&コンパクトな見た目と使いやすさ




少し小さめに作られた本機はホワイト/ブラックのシンプルカラーで既存のインテリアともよく馴染みます。
それはフラットでシンプルな見た目だからこそでしょう。
日常に溶け込みやすい見た目と配置しやすいサイズはBTOPCが初めての方やサイズ感が気になる人にぴったりです。
また、マグネット式のフィルターやノールック起動できる電源ボタン配置など、使いやすさも配慮した設計となっていますよ。
ゲームでの快適性




「Lightning-G AF7W Ryzen7 7700搭載モデル」のゲームプレイ時における実際のFPS値を確認してみました。
検証したのは「Apex Legends」「パルワールド」「崩壊スターレイル」「ゼンレスゾーンゼロ」「鳴潮」の5タイトルとなります。
- 各値(画質、描写品質)最高設定で検証
- 各値(画質、描写品質)最低設定での検証
- 「Apex Legends」に関してはプロおすすめ設定も検証


実際の計測FPS
各値最高設定 | 平均 165 fps |
各値最低設定 | 平均 167 fps |
プロおすすめ設定 | 平均 167 fps |


実際の計測FPS
各値最高設定 | 平均 140 fps |
各値最低設定 | 平均 167 fps |


実際の計測FPS
各値最高設定 | 平均 165 fps |
各値最低設定 | 平均 167 fps |


実際の計測FPS
各値最高設定 | 平均 60 fps |
各値最低設定 | 平均 60 fps |
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実際の計測FPS
各値最高設定 | 平均 120 fps |
各値最低設定 | 平均 120 fps |
まずはApex Legendsですが、どの設定でもモニターHz最大となる167FPSに張り付いていました。
非常にぬるぬるとした動きで、敵の姿が見えずに撃ち負けるといったことはありません。



FPSゲームでは144FPS以上あればフレームレートで不利といった状況がグッと減りますので、本格的にFPSゲームを楽しむ方も満足できそうですね。
パルワールドでは最高設定でも167FPSとなることが多く、カクつきも見られずスムーズにプレイできました。
ゼンレスゾーンゼロは最高設定でも常に165FPSを維持し、ムービーやエフェクトも滑らかで美麗なゲーム体験ができます。



正直一般PCレビューっていうよりゲーミングPCレビューをしているかと思うくらいぬるぬる動いてたよ!
崩壊スターレイル・鳴潮では、常に各ゲームでの最大値である60fps,120fpsに張り付き。
フルHD/WQHD設定では、問題なくゲームを楽しめることが分かりました。



筆者のモニター最高リフレッシュレート値がもっと高ければ更に上の数値を記録できたと思います。
各ソフトの動作性について
ここでは本機のソフト動作性をざっくりとまとめてみました。
アプリやソフトによっては「Lightning-G AF7W」の動作保証(サポート)最適化が不完全となっているため、各ソフトの必要スペック値を参考に表を作成したことをご理解ください。
デスクワーク効率系ソフト | ||
![]() ![]() Word | ![]() ![]() Excel | ![]() ![]() PowerPoint |
◎ | ◎ | ◎ |
クリエイティブ系ソフト(イラスト・画像) | ||
![]() ![]() CLIP STUDIO PAINT | ![]() ![]() Photoshop | ![]() ![]() Illustrator |
◎ | ◎ | ◎ |
クリエイティブ系ソフト(動画編集・3D) | ||
![]() ![]() premiere Pro | ![]() ![]() After Effects | ![]() ![]() blender |
◎ | ◎ | ◎ |
本機はCPU・GPU性能が高くSSDも1TBに変更となるため、高負荷処理となる動画編集や3D系ソフトも十分に動かせます。
ただし本格的にクリエイティブ作業として利用したい方はメモリ不足の可能性があるので、32GB以上にカスタマイズすると良いでしょう。



4K動画編集や本格3D作成をメインにしないのであれば、しっかり動いて活躍してくれる性能だよ!
「Lightning-G AF7W」に似ているPCと比較
ここでは本機とパーツやスペックが似た別会社製品と比較するので、優劣を把握し購入時の参考にして頂ければ幸いです。
Lightning-G AF7W Ryzen7 7700 | NEXTGEAR JG-A7A7X |
---|---|
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() |
¥219,980円 ※2025年1月時点での価格 | ¥ 229,900円 ※2024年12月時点での価格 |
AMD Ryzen™ 7 7700 プロセッサー | AMD Ryzen™ 7 7700 プロセッサー |
GeForce RTX 4070 12GB | Radeon™ RX 7700 XT |
16GB (8GBx2) (DDR5-4800) | 16GB (8GBx2) (DDR5-5200) |
500MB SSD (NVMe Gen4) | 1TB (NVMe Gen4×4) |
750W 電源 (80PLUS GOLD) | 750W 電源 (80PLUS BRONZE) |
(空冷式) 12cmサイドフロー大型CPUファン | 水冷CPUクーラー (240mmラジエーター) |
約10kg | 約9.7kg |
マニュアル類/保証書/電源コード/PC Game Pass 1か月版 同梱/Minecraft Java&Bedrock Edition | マニュアル類/保証書/電源コード |
「Lightning-G AF7W」最新価格・ スペック一覧【ドスパラ公式】 | 「NEXTGEAR JG-A7A7X」最新価格・スペック一覧【マウスコンピューター公式】 |
今回はマウスコンピューターの「NEXTGEAR JG-A7A7X」と比較してみました。
価格に関しては、SSDを同じ1TBに変更した場合でも「Lightning-G AF7W」の方が3920円分安くなります。
メモリや水冷クーラーなど負けている部分もあるものの、同様のカスタマイズに変更すると「Lightning-G AF7W 」の方が420円お得に。



これは比較されるのを分かった上で値段設定してそうですね。
ただしGPUの性能差は「PASSMARK」で調べたところ約4,500の差があります。
さらに、両製品をARGBライティング対応にした場合の価格差は7,320円となるため、トータルで「Lightning-G AF7W Ryzen7 7700」の方が上ということになります。
見た目にこだわらない限り、コスパの良さを求めるなら「Lightning-G AF7W」がおすすめですよ。
「レビュー製品」の気になる点




正直に申し上げますと、ゲーム・編集ができてコスパにも優れているので気になる点がほぼ無い…ので、パーツで1点だけ!
底面のはめ込み型フィルターはスライド式にして欲しいですね。
本機の底面フィルターは持ち上げないとお手入れできないので、はめ込み型フィルターだと若干手間がかかります。
特にBTOPC初心者の方は面倒になって手入れしなくなりそう…と感じました。



筆者は力の無いひ弱人間だから持ち上げていると腕がぷるぷるしてくるし…男女関係なくより楽なお手入れができるとうれしいなっ!
まとめ


- 同様構成の他メーカーPCよりコスパに優れサポート充実
- WQHD環境でもぬるぬる動き4Kプレイも可能
- 長尺動画編集・3D制作も可能
- ゲームタイトルによってはメモリ32GBにカスタマイズの必要あり
今回はサードウェーブの高コスパ一般PC「Lightning-G AF7W」の検証・レビューでした。
もはやゲーミングPCと言えるほどあらゆるゲームをプレイ可能で、WQHD環境でも高いFPS値を出し4Kプレイも可能な本機。
動画編集やクリエイティブ作業もこなせるため、気になった方はドスパラ公式サイトや実店舗で詳細を確認してみてください!
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