「ROG Flow X13 GV302XV」はマルチな製品展開を得意とするASUSが5月に発売したばかりの、コンパクトな最新高性能ゲーミングノートです。
…え?ノートパソコン?ただのモバイル機だろ?、と侮るなかれ。
本機には泣く子も黙る「AMD Ryzen™ 9 7940HS」と「GeForce RTX™ 4060」の組み合わせが快適ゲーム環境を構築可能とします。
この龍虎の布陣に加え16GBメモリ搭載、更には165hzの高精細ディスプレイ…黙った子供が再び泣き出すほどに隙のないノートPCに仕上がっています。
カーボン調のデザインはビジネス利用にも最適ですので、場所を選ばずどこでも高画質でゲーム&快適にお仕事したい方は必見の筐体です。
スペック解説
製品名 | ROG Flow X13 GV302XV |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen™ 9 7940HS 8コア/16スレッド・プロセッサー + Radeon™ グラフィックス |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce RTX™ 4060 |
メモリ | 16GB/16GB(標準/最大) LPDDR5-6400 |
SSD | SSD : 1TB |
サイズ | 幅299.4mm×奥行き212.9mm×高さ16.75~18.75mm |
重量 | 約1.35kg |
価格 | ¥ 319,800円 (税込) ※2023年5月時点での価格 |
改めまして本機のご紹介です。
「ROG Flow X13 GV302XV」は台湾に本社を構える世界的な大手PCメーカーASUSが販売中のゲーミングブランド「ROGシリーズ」の高性能なコンパクトノートPCです。
当メーカーはZENBOOKシリーズをはじめ、「ProArt」や「ExpertBook」など非常に豊富なシリーズ展開が魅力的ですが、今回ご紹介するゲーミングノートはXシリーズと呼ばれるハイエンドゲーミングモデルに位置付けられます。
なんといってもCPUとGPUによる圧倒的なマシンパワー…以前所持していた数世代前のデスクトップゲーミングPCより遥かに高性能だなんて、シンジラレナイ。
ノートは中途半端、器用貧乏と言われた時代は終焉を迎えた。
この高性能を活用して高画質ゲーミングプレイはもちろん、ビジネス利用やブログ執筆、簡単なクリエイティブ用途でもサクサクこなすことが可能となっております。高性能なモバイル機ってロマンですよね。
PC一台であれこれこなしたい方や、場所を選ばずゲーム&クリエイティブしたい人にぴったりのPCだと思います。
小さくても高性能、高機能モノが大好きです。どうもイヤバズです!
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外観・インターフェース・静音性・付属品
外観・デザイン
ASUS製のPCにはどの筐体にも「他メーカーには無い個性や特徴」が盛り込まれております。
本機にもユーザーの心を刺激するようなクリエイティブで革新的な機能が細部に搭載されております。
例えば、特徴的な構造の「ヒンジ」に注目です。
ヒンジのおかげで液晶パーツとキーボードが接続、開閉できるんよね。
一般的なノートPCであれば最大で「約135°」開きますが、これ以上開こうとするとあっさり壊れてしまいます。
しかし本機は「360°回転ヒンジ」を採用することにより、擬似タブレットとして使用したり周りの人とPC画面を共有することが可能です。
これが…
こうなる…!!
キーボード部分は取り外しこそ出来ませんが、このような多用途使いを想定したASUSの技術力や気遣い…ユーザーの心を掴むのが本当にお上手ですね。
これに慣れたら他のPCも開きすぎて壊すヤツだ…
インターフェース
本機には使用頻度の高いポートが複数搭載されております。
コンパクトにも関わらずデフォルトでMicroSDカードスロットやHDMIが使えるのはありがたいですね。
また「ROG XG Mobileインターフェース」と呼ばれる専用デバイスのポートも搭載されております。
ここに別売りの外付けGPUを装着することで、PCグラフィック性能を底上げするだけでなく、豊富なポートを大幅追加することが可能です。後からパーツ増設が困難なノートで性能向上ができるのは嬉しいポイントです。
XG MobileポートはType-Cポートとして普段使い出来るよ!
上記のレビュー記事では「ROG XG Mobile」に関する使用感を記載したので、気になる方はこちらも併せてチェックしてみてくださいね。
右側面:USB3.2 (Type-C/Gen2)、USB3.2 (Type-A/Gen2)、電源ボタン
左側面:ROG XG Mobileインターフェース、HDMI、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック、カードリーダー:(microSDXC・microSDHC・microSD対応)
静音性
CPU使用率:2%
CPU使用率:42%
CPU使用率:57%
ここでは各動作時の動作音をチェックすることで、騒音値が出ているかを検証しました。
いつものようにスマホアプリ『デシベルメーター』にて調べたところ、
アイドル時は55Db、APEXプレイ時は62Db、APEX &YouTube動画視聴時は66Dbという結果になりました。
この表は環境省が定めた一般環境騒音基準を参考に、PCやデスク周りの音に当てはめたものになります。
今回の検証では最大で66Dbが出ており、目安表と見比べると「ハイパワーでのエアコン操作・うるさい」に該当することになります。
音の感じ方は個人差があるので参考程度に聞いていただきたいのですが、著者としては「アイドル時はすごく静かだけど、負荷を掛けるとファンの回転音が気になる…」と感じます。
その分しっかりとPC本体を冷却してくれているという事ですが、ゲームプレイ時は各種ヘッドセットやノイズキャンセルイヤホンは必須と思いました。
排熱口が非常に熱くなるから触りすぎ注意です…
…とはいえ、本機購入を検討している人は相当な猛者ゲーマー、または非常にこだわりの強いPC強者だと思いますので、何かしらのオーディオデバイスを所持しているのではと推測します。
もしも所持していなくても、ASUS公式サイトには多種多様のヘッドセットが販売中ですので、本機と同時購入してモチベを上げまくるのもオススメです。
付属品
本機には電源ケーブル、ACアダプター、製品マニュアル、製品保証書が付属します。
基本的な用途であれば何も買い足すことなく利用可能ですが、より効率良くゲーミングプレイをするにはマウスが必須です。
特別なこだわりが無い場合は100均にあるようなマウスでも十分ですが、せっかくであればROGシリーズで揃えることで一気にモチベーションが上がりますので、一度公式サイトでチェックしてみてはいかがでしょうか。
大まかな特徴
コンパクト&高性能で充実の使用感
ゲーミングノートPCに求めるものとは一体なんでしょうか。
おそらくですが、大体の方は「平均以上の快適性」が確保されているか?をチェックすると思います。欲を言えば携帯性も高いとなお嬉しいですね。
本機は1.35kgの軽量ボディにデスクトップ並のパワフルなマシンパワーを備えているため、常に高負荷が掛かる3Dゲームやマルチタスクもサクサクこなせます。
メモリも16GB、SSDも1TBあるので、大抵のことは出来ちゃう優等生みたいなポジションです。
あらゆる用途を可能にする360°回転ヒンジ
先ほど軽くご紹介しましたが、この機能についてもう少し深堀りしたいと思います。
特徴的なヒンジをぐるりと回転させることでタブレットモードになることは理解できたかと思います。
今度はヒンジを300〜340°で止めてあげることで、タブレットスタンド不要なモバイルディスプレイに早変わりします。
Bluetoothコントローラーなどを用意することで、場所を選ばずどこでもゲーム(動画視聴)ができるのもゲーミングノートならではの高機能性と言えます。
外付けGPUで眠れる獅子を呼び覚ます
ASUS ROGゲーミングノートの醍醐味といえば、これも外せませんね。
本機にはROG XG Mobileインターフェースが搭載されており、強力な外付けGPUを装着することが可能です。
これにより純粋なスペックアップ(RTX 4060→4090)や、USBポートをはじめ様々な端子が追加されるなど多くの恩恵を受けることができます。
個人的には無線接続が基本のノートを有線で接続できるようになる点が嬉しいですね。
競技性の高いFPSは、通信速度が勝敗に直結するもんね。
CPU・GPU・SSD性能
ここからは「ROG Flow X13 GV302XV」のCPU・GPU・SSDそれぞれの性能について解説していきます。
AMD Ryzen™ 9 7940HS(CPU)
本機にはAMD Ryzen™ 9 7940HSが搭載されております。
うーん、初めて聞くCPUかも…
この記事執筆時点では、おそらくASUS製のゲーミングノートPCにしか搭載されていない特別なCPUとなっており、他社PCには無い強烈なアドバンテージになっております。
パスマークスコアはおよそ30000クラスの数値を誇り、並大抵のデスクトップ用CPUを凌駕するほどの高性能であることが伺えます。
ラップトップ用CPU最強と謳われる「Apple M1 Max 10」と比較しても8000以上のスコア差をつけており、その高いグラフィック描写力とシングルスレッド性能が自慢です。
AMD Ryzen 7 5800Hと比べても大きく進化しています!
AMD製のCPUは主にクリエイティブやグラフィック描写に強く、ゲームにはやや不向きという特徴があります。
しかし今回検証したどのゲームタイトルでも60fpsを下回る事はなく、設定を調整することで144fps以上の非常に快適なゲーム環境が整います。
ゲームだけじゃなく、簡単なクリエイティブやビジネス用途にも使える高性能パーツ搭載のノートが欲しい方にぴったりのCPUと言えるでしょう。
記事後半では具体的な人気ゲームタイトルの動作性を記載しておりますので、そちらも併せてチェックしてみて下さいね。
GeForce RTX™ 4060 Laptop(GPU)
本機にはNVIDIA製のGPU「GeForce RTX 4060」が搭載されています。
こちらのRTX 4060はデスクトップ型のモデルとは別物のlaptop、いわゆるノートなどのコンパクトデバイス向けのGPUとなっているため混同しないよう注意が必要です。
具体的なスペックですが、この記事執筆時点では現存するlaptop GPUランキングでトップ5に入る高性能を誇り、非常に優れたパーツであることが伺えます。
…専門的なことをお伝えすると非常に長くなってしまいますが、以前のGPUに比べグラフィックの反射・影・ライティングなどをリアルに再現可能となっており、より臨場感を増した演出が可能になりました。
また本機のGPUには「DLSS 3」と呼ばれる新機能が搭載されており、グラフィック描写の負荷を大きく軽減してFPS値を大幅に上げることが可能となりました。
激重Cyberpunk 2077は、約4倍以上もパフォーマンス向上したらしい!
またRTXシリーズは「OptiX」と呼ばれる、3DCG作成時に高パフォーマンスを発揮する機能に対応しているのもポイントです。
RTX 2080 superに匹敵する性能と聞いて、恐怖すら感じました…
1 TB (SSD)
「 ROG Flow X13 GV302XV」に搭載されているSSDはどれほど優れているのか、ここでは専用の検証ソフト「Crystal Disc Mark」を使って調べてみました。
色々と数字が表示されて混乱してしまうかもしれませんが、まずは結果をご覧ください。
読み込み速度(Read) | 書き出し速度(Write) |
---|---|
4574.79MB | 3616.14MB |
この画像ではReadとwriteの1段目(SEQ1M Q8T1)の数値がそれぞれの処理速度を表しています。
結論として、あらゆるデータの読み込み速度を1秒間に4574.79MB処理でき、データの書き出し速度は3616.14MBということが分かりました。
この数値の優劣に関しては、下記の表を参考にしてみて下さい。
ゲーム利用時の動作性 | |
---|---|
5,000MB/s以上 (NVMe Gen4) | とても快適 |
1,500MB/s以上 (NVMe Gen3) | 快適 |
500MB/s以上 (SATA3) | やや快適 |
300MB/s以下 (HDD) | 不快(軽いゲームなら問題なし) |
この表を参考に数値を見ますと、当SSDは5000MB/s〜の動作性である「とても快適」に迫るような高速モデルを搭載していることが分かりました。
日々PCをお借りして検証を行なっておりますが、昨今のゲーミングPCのほとんどが4000MBを超える高速SSD搭載が一般的、トレンドというよりスタンダードになってきたなと感じます。
SSDって容量も大事だけど、やっぱり速度が一番大事!
綺麗なグラフィック化と比例してゲームのデータ容量が大きくなりますが、このSSDであれば安心して最新ゲームをDLしてサクサクプレイが可能ですね。
本機の性能とは少々違いますが、外付けSSDから数十GBのデータをコピーする際も、割と快適にやり取りが出来ましたし、何よりPCの起動が爆速なので最後までストレスフリーで扱うことが出来ました。
今回のゲームレビュー時における最大容量を誇るCOD WZ2.0(125GB)も高速起動が可能です!
各ゲームでの快適性
ここからは各ゲーム(APEX、FORTNIGHT、VALORANT、CoD:WARZONE2.0、FF14)での快適性(fps値)を、実際に『ROG Flow X13 GV302XV』でプレイして確認していこうと思います。
①各値(画質、描写品質)最高設定で検証
②各値(画質、描写品質)最低設定での検証
③プロおすすめ設定で検証
3項目に分けて検証することで、『ROG Flow X13 GV302XV』でゲームをプレイした際の動作性がはっきりわかるかと思われます。
PCゲームにおけるFPS快適指数の基準は下記の通りです。
また検証環境ですが、全て有線LANを用いてオンラインプレイでの快適性をチェックしております。(検証条件を揃えるためUSB変換LANアダプターを噛ませて検証しています)
動作の快適性に関しては感じ方に個人差があるかと思いますが、購入時の参考になれば幸いです。
本機はLANポートが付属しておらず、ROG XG Mobileまたは変換アダプタ利用時のみ有線接続が可能です。
「APEX」プレイ時の快適性
検証方法 | 計測fps |
---|---|
各値最高設定 | 平均 121 fps |
各値最低設定 | 平均 225 fps |
プロおすすめ設定 | 平均 194 fps |
最高設定は快適プレイの目安である100fpsを超えており、まずまずの動作性でプレイできました。165Hzのモニターも相まって数値以上のヌルヌル感が好印象です。
最低設定も非常にサクサクですが、やはり最低画質は物足りなさを感じます…
「テクスチャストリーミング」or「モデルディテール」だけを高にするプロ設定は、画質と操作性のバランスが良い優れた設定です。
「FORTNIGHT」プレイ時の快適性
検証方法 | 計測fps |
---|---|
各値最高設定 | 平均 153 fps |
各値最低設定 | 平均 221 fps |
プロおすすめ設定 | 平均 198 fps |
最高設定は非常に滑らかな動作性が確保されており、初心者から玄人プレイヤーも納得のゲーム環境が構築可能です。WQHD解像度の場合はここまでfps値が伸びませんが、モバイル機でこれなら十分だと思います。
最低設定は、画面をよーく見ると画質の荒さが目立ちますが、普段から画質設定を頻繁に弄っている人以外はわからないので良し。
プロ設定もバランスが良いので、より高みを目指したい方はオススメです。
UE5導入により、レンダリングモードを「パフォーマンス」に変更して検証しています。
「VALORANT」プレイ時の快適性
検証方法 | 計測fps |
---|---|
各値最高設定 | 平均 120 fps〜(理論値) |
各値最低設定 | 平均 193 fps〜(理論値) |
プロおすすめ設定 | 平均 165 fps〜(理論値) |
Valorantに関しては、どの設定を弄っても起動しなかったため、類似したGPU性能(RTX 2080 super)のベンチマークデータを参考に理論値を掲載します。
(前回はBIOS設定を弄ることで起動確認出来ましたが、万が一があってはいけませんので控えます…!)
ざっくりとした数値ではありますが、最高設定でも120fps以上は出せるので「ゲームの快適性」に関しては文句なしで遊べるかと思います。
より確実に勝利とキルを量産したい場合はプロ設定がオススメです。
「CoD:WARZONE2.0」プレイ時の快適性
検証方法 | 計測fps |
---|---|
各値最高設定 | 平均 88 fps |
各値最低設定 | 平均 106 fps |
プロおすすめ設定 | 平均 96 fps |
最高設定は100fpsに届かずカクつき、ラグ、もたつきを感じますが、165Hz高精細モニターがしっかりとカバーしてくれている印象です。
最低設定は遠くの描写がやや甘く、しっかりと遠距離エイムを合わせるのに苦労しますが、エンジョイプレイであれば問題なし!
プロ設定にすることで快適性と安定感が向上するので、当タイトルプレイ時の参考にしてみてください。
CODは設定項目が非常に多いため、ゲーム内プリセット(極限・最低・バランス)を利用しています。
FF14(ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレ)ベンチマーク測定結果
FF14に関しては公式専用ベンチマークソフトを利用して3つの品質スコアを検証します。普段はHD、WQHD、4Kの3種類に分けて検証しますが、PC環境の仕様上HD・WQXGA(最大値)のみとなります。
画質設定「最高品質」ベンチマークスコア
画質設定「最高品質」 | |
解像度 | スコア |
2560×1600(WQXGA) | 11239(とても快適) |
1920×1080(フルHD) | 15864(非常に快適) |
画質設定「高品質」ベンチマークスコア
画質設定「高品質」 | |
解像度 | スコア |
2560×1600(WQXGA) | 13977 (とても快適) |
1920×1080(フルHD) | 16402(非常に快適) |
画質設定「標準品質」ベンチマークスコア
画質設定「標準品質」 | |
解像度 | スコア |
2560×1600(WQXGA) | 15597(非常に快適) |
1920×1080(フルHD) | 18124(非常に快適) |
ベンチマークソフトは検証PCの快適性を数値化してくれるため、PCの動作ランクが一目で分かります。
「 ROG Flow X13 GV302XV」でFF14をプレイ予定の方はぜひ当データを参考に購入を検討してみてください。
測定結果は平均的な快適目安である8〜9000スコアをしっかりと超えたため、どの設定も快適な動作性が保証されました。
2560×1600の解像度でも10000スコア越えは優秀…!
しかしどうしてもファンの風切り音が目立ちますね…気のせいで済ませられない程に、しっかりと存在感のある音。
各種PC設定でファンの回転数を変更することも可能ですが、抑えすぎると熱ダメージにより本体に深刻な影響を与えかねませんので、難しい問題です。
今回はどの検証時も「turbo」設定にて動作させておりますが、「パフォーマンス」や「サイレント」モードに変更することで多少の改善が可能です。
PCの最大パフォーマンスより静音性を重視したい場合は、動作モードを上手に使い分けるのが良いと思います。
「ROG Flow X13 GV302XV」に似ているPCと比較
ここでは本機とパーツ構成が似ている商品と比較して、優れている点や劣っている点を把握しつつ購入時の参考になれば幸いです。ゲーミングPCはどれも高額商品なのでじっくりと吟味して購入を検討しましょう。
商品名 | ROG Flow X13 GV302XV | NEW ALIENWARE M18 |
---|---|---|
画像 | ||
価格 | 319,800円 (税込) | 305,881円(税込) |
CPU | AMD Ryzen™ 9 7940HS 8コア/16スレッド + Radeon™ グラフィックス | AMD Ryzen™ 7 7745HX |
GPU | GeForce RTX 4060 | RTX™ 4060 |
メモリ | 16 GB | 16 GB |
SSD | 1 TB | 1 TB |
HDD | ー | ー |
重量 | 約1.35kg | 4.23 kg |
付属品 | 電源ケーブル、ACアダプター、製品マニュアル、製品保証書 | 不明 |
商品URL | 「 ROG Flow X13 GV302XV 」最新価格・ スペック一覧【ASUS公式】 | 「ALIENWARE M18」最新価格・スペック一覧【DELL公式】 |
今回の比較対象はDELLから販売中の「ALIENWARE M18」と比較してみました。
こちらはAMD Ryzen7045シリーズのモバイルCPUと、進化したAlienware Cryo-tec冷却システムを搭載した、ハイパワーなゲーミングノートパソコンになります。
エイリアンウェアと言えば、元祖ゲーミングPCのイメージ!
まずは価格ですが、 DELL製PCがちょっとだけお安くなっております。カスタマイズするとあっという間に埋まるほどの誤差ではありますが、安さは購入時の大きな決め手となります。
CPUに関してはASUSが大きくリードしているようです。
AMD最高峰のAMD Ryzen™ 9 7940HS搭載PCですが、この記事執筆時点ではASUS製PCにしか搭載されていないようですので、まさに特権、代え難いメリットと言えるでしょう。
本体重量は倍以上の差がついておりますが、「ALIENWARE M18」は18インチのモニターとなっておりますので、比較対象外の項目としました。
…とは言え、同じような性能を13.4インチの小型筐体にまとめてしまったASUSの技術力。
いつも通り、ただただ圧倒されております…
今回の比較結果として、最高峰のAMD CPUを持ち運んで場所を選ばずゲームしたい場合は「ROG Flow X13 GV302XV」を、18インチの大画面ディスプレイで腰を据えてゲームしたい場合は「ALIENWARE M18」がオススメです。
「 ROG Flow X13 GV302XV」の気になる点
排熱音とFPS値の伸び悩み…
今回のレビューは最大パフォーマンスが発揮できる「turboモード」で動作させたので排熱、動作音が多少大きくなってしまいます。それはしょうがないので目を瞑ってください…
しかし、turboモードにも関わらずゲームプレイ時のFPS値の伸びが悪いのは、どうしてでしょうか。
各種検証時は解像度をHDにすることでようやく遊べるレベルになっておりますが、WQHDにした途端…フレームレートが伸び悩むんです。
「ROG XG Mobile」の運用前提の構成なのかもしれないね!
より高みを目指したい場合、より高性能で本機を利用したい場合は「ROG XG Mobile」の導入が必要であることを覚えておきましょう。
まとめ
- ゲーミングノート界トップシェアの安心感
- 圧倒的な性能を超軽量コンパクトボディに凝縮
- 豊富なスタイルチェンジで長く愛用できる
- 外付けGPU装着で究極ノートに進化
- もうちょっと価格が下がると嬉しいかも…
今回はASUSから販売中の「ROG Flow X13 GV302XV」をご紹介しました。
本機はスマートな外観通りのサクサク快適な動作性が確保されており、日常使いからクリエイティブ、ビジネスまでこなせる優等生タイプのゲーミングノートです。
別売りのASUS PENでコンパクトなお絵描き用液タブに、マウスやHDMIケーブルで大画面モニターと接続してデスクトップとして使ったり、多用途に対応できるのもグッドです。
ゲーミングPCが欲しいけど大きな筐体を自宅に置くのはちょっと…というユーザーにはバッチリとライフスタイルに馴染んでくれるはずです。
この記事や公式サイト情報を参考に、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
当ブログでは同メーカーのPCレビュー記事を豊富にご用意しておりますので、よかったらそちらも参考にしてみて下さい。
YouTubeチャンネルでは、文字だけではお伝えきれない細部の情報を視覚で感じることが可能です!こちらもぜひ!
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