
レノボで初めてゲーミングノートPCを買うなら何がいいのかな?



「高コスパ」「編集OK」なLenovo LOQ 15IRX9が狙い目です!
今回は機種選びに悩む初心者ゲーマーにおすすめな、「Lenovo LOQ 15IRX9」を実際に購入してみました!
「実際どのくらい動くのか?」「製品の見た目や特徴は?」といった気になる部分を詳しくレビューしていくので、ぜひ参考にしてください!
- 初めてゲーミングノートPCを購入する人
- できる限り安く性能の良いゲーミングPCを探している人
- せっかく買うなら「ゲーム+編集もしたい」と考えている人
Lenovo LOQ 15IRX9のスペック・概要




OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU | インテル® Core™ i5-13450HX プロセッサー (Eコア 最大 3.40 GHz Pコア 最大 4.60 GHz) |
GPU | NVIDIA® GeForce RTX™ 3050 Laptop GPU 6GB GDDR6 |
メモリ | 16 GB DDR5-4800MT/s (SODIMM) |
SSD | 512 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC |
サイズ | 359.86 x 23.9 x 258.7mm |
重量 | 2.38 kg |
価格 | ¥ 112,860円 ※2025年6月時点での価格 |
20万円超のハイエンド機が並ぶゲーミングノート市場で、約11万円から手に入るエントリーモデルノートPCです。
レイトレをOFFにすれば対戦ゲームでも高いfps値が期待できる上、重量級のゲームも体験可能。
「まずは本格的にPCゲームを始めたい」「旧世代機から買い替えたい」という層に刺さる1台といえるでしょう。
- 4060構成にしても15万円台と高コスパ
- 144Hz+色域100%でゲームもクリエイトも〇
- ポートが豊富で拡張性が高い
- バッテリー持ちは2~3時間と短め
- 約2.4kgと持ち運ぶにはやや重い
- 輝度300nitと屋外使用には不向き



ゲームはもちろん、Adobe系の編集作業もこなせる1台だよ!



「初めてのゲーミングノートは何がいい?」と聞かれたら、これ一択と言ってもいいほど完成度が高いシロモノです。
基本構成のままでも十分遊べて、カスタマイズしても高コスパな本機は自身を持っておすすめできます。
実際に触って検証した結果もレビューしていきますので、参考にしてみてくださいね。
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外観(デザイン)/インターフェース/付属品
外観(デザイン)












少々黒を足したようなグレーは老若男女問わず使いやすく、落ち着いた印象を与えます。
角が丸いのでゲーミングPCっぽさが緩和され、出先での使用やゲーム以外の使用にも向いていますね。
また、ヒンジ部分がやや出っ張っているため、指をかけやすく開けやすい設計です。







目立ちすぎず、かといってシンプル過ぎないまさに丁度いいロゴ感!



「ロゴの位置が!」「ロゴがでかい!」と感じていた方でも納得できるデザインだと感じました。
大きさ








本機は15.6型でA4よりもふた回りほど大きいサイズ感となります。
厚さは23.9mmと、ノートPCの中では厚めですがゲーミングPCでGPUを積んでいるので致し方がないかと。



見た目のデザインがすっきりしているので、実際に使用しているときに厚さはそれほど気になりませんでした。
重さ




重さは約2.38 kgで、持つとしっかり重量感を感じます。



片手で持とうとしたら腕がっ…重さで曲がるっ…!
とはいえ、ゲーミングノートPCを自宅内で使用予定の方は問題なく使用できるでしょう。
付属品




本体に加えて説明書・購入証明書・電源アダプタ・ケーブルが付属しています。
ディスプレイ




本機は15.6型と比較的大きく、ぎりぎりまで縁を狭くしているため画面内情報の視認性が高くなっています。
加えて144Hzのリフレッシュレートで滑らかなゲーム体験が可能。



FPSといった対戦ゲームでは144Hz以上が好ましいと言われているため、基準をしっかりクリアしています。



144Hz出るなら「カクついて負けた!」ってなりにくいよ!その分負けたときの言い訳もできないけどね…。




画面の輝度(明るさ)も300 nitと室内利用に適した明るさですので、鮮やかな色彩をしっかり表現します。



ノングレアタイプだから、背景の反射や自分の映り込みも気にせずに遊べる!
バッテリー性能
本機のバッテリー性能を確かめるために「100%充電状態」から「Yotubeを1時間再生」し検証してみました。
結果、1時間で「99%」から「47%」になったので、約53%の消費となりました。




動画視聴時には約2時間前後でバッテリーがなくなるので、持ち歩いて外で使用するには不向きといえます。



電源のある場所ならOK!ACアダプタを持って出かけましょう。
インターフェース








端子はPC本体の右側と背面にまとめられており、ゲームプレイに必要なさまざまな端子が備わっています。
横面
- USB3.2 Gen2 Type-C
- プライバシーシャッター(電子式)ボタン
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- USB3.2 Gen1
後面
- USB3.2 Gen1
- HDMI
- イーサネット・コネクター(RJ-45)
- USB3.2 Gen1
- 電源コネクタ
USB端子はType-Aが3つ、Type-Cが1つずつ備わっています。
背面部は上から見ても差し位置と種類が分かるよう、うっすらとマークがついているのでスムーズに抜き差しできますね。



LANケーブルとかUSBをいちいち見て差すの面倒だったから助かる!



向きを変えるのが面倒でガシガシ差そうとした結果、インターフェース周りが傷だらけになったのはいい思い出です。
CPU・GPU・SSD性能
Core™ i5-13450HX(CPU)




「Core™ i5-13450HX」はモバイルながらもデスクトップ級のパワーを発揮する高性能CPUです。
動画編集や美麗グラフィックゲームもさくさく動くマルチタスク性能を持ち、動画編集も余裕でこなせます。



性能が気になる…でも価格は抑えたいって人にぴったり!
熱や電力をうまくコントロールしてくれるので、「高パフォーマンス維持」「PC寿命を延ばせる」「熱くなりにくい」といったメリットもありますよ。
GeForce RTX™ 3050 Laptop GPU 6GB(GPU)




3050 Laptop GPU 6GBはエントリーRTXで、リアルタイムレイトレやDLSSが手軽に楽しめるGPUです。
従来の4GBよりもVRAMが2GB増えているため、「フレームレートが落ちにくい」「長く安定して戦いやすい」といった魅力が増えました。
対戦ゲームでは120fps以上を狙えるので、「手軽にゲームを楽しみたい」方におすすめできる性能となります。



コスパ重視の方でもしっかり遊べるゲーミングノートPCってわけです。
512 GB(SSD)




読み込み速度(Read) | 書き出し速度(Write) |
---|---|
4023.42MB | 2939.47MB |
この数値の優劣に関しては、下記の表を参考にしてみて下さい。
ゲーム利用時の動作性 | |
---|---|
5,000MB/s以上 (NVMe Gen4) | とても快適 |
1,500MB/s以上 (NVMe Gen3) | 快適 |
500MB/s以上 (SATA3) | やや快適 |
300MB/s以下 (HDD) | 不快(軽いゲームなら問題なし) |
専用ソフトでSSD性能を調べた結果、「とても快適」に近い評価数値となりました。
ソフトのダウンロード・画面の切り替え・スリープからの復帰などすぐに反応してくれるので、待ち時間なくさまざまな動作を行えます。



試しにApex Legends起動してみたけど、めっちゃサクサク!PS4を経験してたから反応の速さにびっくり。
静音性












結果、アイドリング時は37dB、動画視聴時は40dB、ゲームプレイ時は47dBとなりました。
通常時や動画視聴時は想像よりも静音で、ほかに音のない自室にいてもほとんど気にならないレベルです。



ゲームプレイ中は音を出すか、ヘッドセットを付けることが多いと思うから、音を気にせず遊べるよ!
大きな特徴
144Hz × 100%sRGBパネルはゲーム・編集にぴったり




まず本機は144Hz × sRGB100%パネルというレアな組み合わせとなります。
- 安いゲーミングPCは発色よりコスト重視
- 低価格モデルは色域が狭いことが多い
- 100% sRGBはクリエイター向け仕様
- 主にWQHDやハイエンド構成に搭載
11万円台で購入できるのに、「144Hzだから対戦ゲームでぬるぬる動く」「sRGB100%対応だからクリエイティブ作業に向いている」と、いいとこ取りができるんですね。



正直この価格でゲーム・クリエイティブ両立できるモデルは珍しい。非常に高コスパだと言えます。
初めてゲーミングノートPCを購入するからこそ、なんでもできる性能だとうれしいもの。
ゲームでランクマ上位を追求するのも良し、途中でクリエイティブ作業を挟むも良しと、欲張りゲーマーの願望を叶えてくれる1台なのです。



しかもセール期間なら10万円台…もうバグかな??
レノボ独自のAIチップ「LA1」による自動チューニング




本機はレノボ独自のAIチップ「LA1」を搭載しており、CPUやGPUの動作状況を問わず自動でチューニングしてくれます。
【バランス・モードを有効】にするだけで、重量級ゲームや動画エンコード時も高いパフォーマンスを維持してくれるのは助かりますね。



しかも…静か!ファンもリアルタイムで最適化してくれるからうるさくない!
ぱっと見では分かりにくい性能なものの、実際のゲームプレイ中や高負荷処理時に恩恵を感じられるでしょう。



縁の下の力持ち。AIに詳しくなくても自動で動いてくれるのがポイントです。
ゲームでの快適性
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「Lenovo LOQ 15IRX9」のゲームプレイ時における実際のFPS値を確認してみました。
検証したのは「Apex Legends」「パルワールド」「崩壊スターレイル」「ゼンレスゾーンゼロ」「鳴潮」の5タイトルとなります。
- 各値(画質、描写品質)最高設定で検証
- 各値(画質、描写品質)最低設定での検証
- プロおすすめ設定で検証


実際の計測FPS
各値最高設定 | 平均95fps |
各値最低設定 | 平均132fps |
評価 | 快適 |
解像度FHD


実際の計測FPS
各値最高設定 | 平均60fps |
各値最低設定 | 平均85fps |
評価 | 最高以外では快適 |
解像度FHD


実際の計測FPS
各値最高設定 | 平均60fps |
各値最低設定 | 平均60fps |
評価 | 快適 |
解像度FHD
※最大fps設定60


実際の計測FPS
各値最高設定 | 平均105fps |
各値最低設定 | 平均120fps |
評価 | 快適 |
解像度FHD
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実際の計測FPS
各値最高設定 | 平均60fps |
各値最低設定 | 平均60fps |
評価 | 快適 |
解像度FHD
※最大fps設定60
計測結果としては、FPS・ビルド・アクション問わずどのゲームもほぼ快適に遊べます。
特にApex Legendsではほぼ遅延を感じず、滑らかでスムーズな移動、敵がいた際に素早く狙って撃つなど楽しくプレイできましたね。



ゲーミングノートPCを買う前はPS4でやってたから、すんごいぬるぬる動いている感じがしたし違いがはっきり分かったよ!
パルワールドは最高設定でも60fps前後でしたが、「カクついている!」とは感じませんでした。
全体を通して最低・最高設定のグラフィック差はそれほど大きくないと感じたため、こだわりがなければ最低設定で高fps値プレイするのがおすすめです。



イベントシーンの多い「崩壊スターレイル」「ゼンレスゾーンゼロ」「鳴潮」は、最高設定で遊んでも十分滑らかな描写で楽しめますよ。



低設定でも結構はっきり敵が見えるもんなんだね!
各ソフトの動作性について
ここでは本機のソフト動作性をざっくりとまとめてみました。
アプリやソフトによっては「Lenovo LOQ 15IRX9」の動作保証(サポート)最適化が不完全となっているため、各ソフトの必要スペック値を参考に表を作成したことをご理解ください。
デスクワーク効率系ソフト | ||
![]() ![]() Word | ![]() ![]() Excel | ![]() ![]() PowerPoint |
◎ | ◎ | ◎ |
クリエイティブ系ソフト(イラスト・画像) | ||
![]() ![]() CLIP STUDIO PAINT | ![]() ![]() Photoshop | ![]() ![]() Illustrator |
◎ | 〇 | 〇 |
クリエイティブ系ソフト(動画編集・3D) | ||
![]() ![]() Premiere Pro | ![]() ![]() After Effects | ![]() ![]() blender |
〇 | × | × |
Office系ソフトは問題なく動かせて、Photoshopやイラレ、Premiere Proも動かせます。



FHDの動画編集は問題なく編集できた!!



2K画質や長時間となるとたまにカクつきが見られます。FHD動画やショート動画制作メインなら現役で活躍してくれるでしょう。
3D系ソフトはメモリ不足やGPU不足のため動作に期待はできません。
お試しで触ってみたいという方は良いですが、業務で使うにはスペックが足りないので注意してください。
「Lenovo LOQ 15IRX9」に似ているPCと比較
ここでは本機とパーツやスペックが似た別会社製品と比較するので、優劣を把握し購入時の参考にして頂ければ幸いです。
Lenovo LOQ 15IRX9 | HP Victus 15-fa |
---|---|
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ![]() ![]() |
¥ 112,860円 ※2025年6月時点での価格 | ¥ 119,900円 ※2025年6月時点での価格 |
インテル® Core™ i5-13450HX プロセッサー | Core™ i5-12450H プロセッサー |
NVIDIA® GeForce RTX™ 3050 Laptop GPU 6GB GDDR6 | NVIDIA® GeForce® RTX 2050 Laptop GPU |
16GBメモリ | 16GBメモリ |
512 GB SSD | 512GB SSD |
ー | ー |
2.38 kg | 約 2.29 kg |
9.3時間 | 最大6 時間 |
電源ケーブル ,各種マニュアル | 電源ケーブル ,各種マニュアル |
「Lenovo LOQ 15IRX9」最新価格・ スペック一覧【レノボ公式】 | 「Victus by HP 15-fa1258TX」最新価格・スペック一覧【HP公式】 |
今回はHPの「HP Victus 15-fa」と比較してみました。
ご覧の通り、重量以外はLenovo LOQ 15IRX9の方が優れているという結果に。
CPU・GPUのメイン性能が優れているにも関わらず、価格が約7,000円安いので、非常にコスパの良いモデルなことが分かりますね。
重量のみ100gほど負けていますが、バッテリー持ちもLenovoに軍配が挙がっています。



この2機種を比べた場合、コストが気になる方も性能重視したい方も、「Lenovo一択」でしょう。
ただしHP Victus 15-faは落ち着いたネイビーブルーカラーなので、見た目の色にこだわりたい方は選んでも良いかと!



もし選ぶなら同機種のスタンダードエクストラモデルか、パフォーマンスプラスモデルをおすすめします!
「Lenovo LOQ 15IRX9」の気になる点




本機は電源がパネル下の中央にあり、起動中はLEDが点灯します。
非常におしゃれかつゲーミングノートPC感も味わえる本ボタンですが、起動する際に指や手がキーボードに当たってしまうのです…。



それの何が問題なんだ?!



…ちょっと押しにくいなーって。
このように捻りださないと気になる点がないほど、「Lenovo LOQ 15IRX9」は優秀だと感じました。
低コストなのにゲームも編集もできて見た目も文句なし。
購入する前は「レノボPC?実際どうなん?」と思っていましたが、届いて実感、「間違いなく高コスパ」でみなさんにおすすめできます。
まとめ


- ゲームも編集もできるのに11万円で購入可能
- 144Hz×色域100%でプライベートも仕事にもつかえる
- ポートが豊富で拡張性が高い
- 電源ボタンが少々押しにくい
今回はレノボのコスパに優れたゲーミングノートPC「Lenovo LOQ 15IRX9」の検証・レビューでした。
フルHDで対戦ゲームでは高fpsを出せて、軽い編集もこなせるクリエイティブ要素も持ち合わせています。
背面のロゴ位置や電源ボタン配置などに、シンプルだけでは終わらないレノボのこだわりを感じられました!



初めてゲーミングノートPCを買う方におすすめできる本機、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
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