ネクストギアは、マウスコンピューターのゲーミングPCブランドの一つです。
マウスコンピューターにはG-Tuneというゲーミングブランドが存在する中、なぜネクストギアがおすすめなのか、詳しい理由を紹介します。
おすすめ製品・おすすめカスタマイズ方法についても解説しているので、是非参考にしてみてください。
ネクストギアのおすすめ4製品
- ネクストギアで最も売れているエントリーモデル
- 高フレームレートで戦いたいガチゲーマーにぴったりな高コスパモデル
- 自由なフルHDゲーミングを実現する限定シークレットモデル
- ホワイトゲーミング環境を構築できるオーロラコレクションセットモデル
【価格別で選ぶ】ネクストギアのおすすめ3製品
※各リンククリックで、この記事内の詳細に飛びます。
ネクストギアをおすすめする理由3選
ネクストギアをおすすめする理由は、主に以下の3点です。
- 他ブランド・メーカーと比べてコスパが高い
- 冷却性能とデザイン性を両立している
- セット販売の内容が良い
理由1.他ブランド・メーカーと比べてコスパが高い
ネクストギアをおすすめする大きな理由の1つに、コスパの高さがあります。
まずネクストギアと同じマウスコンピューター社から提供されているゲーミングブランド「G-Tune」と比較してみましょう。
ブランド | ネクストギア | G-Tune |
---|---|---|
製品名 | NEXTGEAR JG-A5G60 | G-Tune DG-A5G6T |
製品画像 | ||
CPU | AMD Ryzen5 4500 | |
メモリ | 16GB(8GB×2枚) | |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTX 4060 8GB | |
ストレージ | NVMe M.2 SSD 1TB | |
重量 | 約8.6kg | 約10.3kg |
保証期間 | 3年無償保証 | |
価格 | 129,800円(税込) | 179,800円(税込) |
上記2つのゲーミングPCは、どちらもほぼ同じ性能ではあるものの、価格にすると約5万円もの差があります。
上記の例で上げた商品だけでなく他の製品でも、ネクストギアの製品がG-Tuneよりも安い価格で販売されています。
続いて人気BTOメーカーとして有名な、ドスパラの「ガレリア」ブランド、パソコン工房の「LEVEL∞」ブランドとの比較です。
ショップ | マウスコンピューター | パソコン工房 | ドスパラ |
---|---|---|---|
ブランド | ネクストギア | LEVEL∞ | ガレリア |
製品名 | NEXTGEAR JG-A5G6T | LEVEL-M1A6-R75F-SL1X-BLACK | GALLERIA RM5R-R46T |
画像 | |||
CPU | AMD Ryzen5 7500F | ||
メモリ | 16GB(8GB×2枚) | ||
GPU | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti 8GB | ||
SSD | 1TB | 500GB | |
重量 | 約8.6kg | 不明 | 約14kg |
保証期間 | 3年無償保証 | 3・4年延長保証付き | 1年 |
価格 | 179,800円(税込) | 175,700円(税込) | 179,800円(税込) |
やや容量や保証期間など細かいスペックで差はあるものの、ほぼ3メーカーとも価格は拮抗していました。
どの製品も良い勝負って感じ!
ネクストギアは、人気メーカー・ブランドとも肩を並べるコスパの高さです。
ネクストギアの製品が価格を抑えられてる理由は「オンライン・直営店限定販売だから店舗・人件費のコストを最小限で抑えられる」「低コストのRyzenPC限定で販売している」「低コストで多品種少量生産が可能なセル生産方式を採用」などの理由が考えられます。
理由2.冷却性能とデザイン性を両立している
ネクストギアの製品は、冷却性能とデザイン性を両立しているもおすすめポイントの一つ。
最大6個のケースファンが取り付け可能で、上側面には水冷クーラーも取り付けができることもあり、パソコン内部をしっかり冷やしてくれます。
- 前面:最大3個
- 背面:最大1個
- 上面:最大2個
ゲーミングPCは高性能なグラフィックボードやCPUを搭載する以上、どうしても発熱量が多くなりがちです。
発熱は故障にもつながるので対策が必要ですが、デザイン性を重視しすぎて冷却性能がおろそかなゲーミングPCが市場に多く存在します。
どれだけデザインがよくても、冷却性能が良くないとパソコンに負担がかかるよ
パソコンの天敵は発熱です。発熱量の多いゲーミングパソコンでは、冷却性能はとくに重視したい要素の一つです。
デザインは好みがあると思いますが、ゲーミングPCらしいライティング・サイドガラスパネルを搭載し、前面に大きなクロスを形取ったスタイリッシュなデザインとなっています。
ファンの色は購入時のカスタマイズで選択可能で、光らせたくない人はLED非搭載モデルの注文も可能です。
LEDはいらないよって人にも優しい設計だね
PC本体は、黒色モデルと白色モデルの2種類となっています。
理由3.セット販売の内容が良い
ネクストギアではゲーミングPC本体だけでなく、マウスやキーボード、モニターやヘッドフォンが一緒になったセットモデルも販売されています。
このセット販売の内容が良く、ゲーミングキーボードで人気の高いロジクールの「G913 TKL」や、動きの速いゲーム映像をなめらかに映し出す「iiyama製ゲーミングモニター」などがついてきます。
自分好みの周辺機器を揃えていくのも一つの醍醐味ではありますが、PC・ガジェット選びに慣れていないと「どの商品を選べば良いのか」と、意外に大変です。
「もうとにかく楽に揃えたい!」という方には、ネクストギアのセット商品も検討してみてくださいね。
他のショップだと、セット販売がないこともあるから、嬉しいポイントだね。
とくに、ゲーミングPCで需要の高い「全て白色で統一したい」という方にも、セット販売はおすすめです。使いやすい白色周辺機器をまとめて揃えられますよ。
ネクストギアの中でも特におすすめな4製品
ネクストギアの中でも、特におすすめの4つの製品を紹介します!
ネクストギアのおすすめ4製品
- ネクストギアで最も売れているエントリーモデル
- 高フレームレートで戦いたいガチゲーマーにぴったりな高コスパモデル
- 自由なフルHDゲーミングを実現する限定シークレットモデル
- ホワイトゲーミング環境を構築できるオーロラコレクションセットモデル
※各リンククリックで詳細に飛びます。
ネクストギアで今最も売れているエントリーモデル
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 5 4500(6コア/12スレッド) |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 4060(GDDR6 8GB) |
メモリ | 16GB(8GB×2枚) |
ストレージ | NVMe M.2 SSD 1TB |
CPUクーラー | 空冷 |
- 幅広いゲームでフルHD・60fps以上の環境で遊べる
- 普段使いもしやすくコスパに優れた製品
- 予算に限りがある場合におすすめのモデル
NEXTGEAR JG-A5G60は、現在ネクストギアで販売されている全製品の中で最も売れている人気のモデルです。
人気の理由は、約13万円とゲーミングPCの中では低コストでありながら、幅広いゲームを楽しめる構成となっているからでしょう。
まず、グラフィックボードのGeForce RTX 4060は、LoL、VALORANT、原神、Apex、スト6、FF14、OW2など、さまざまなゲームをフルHD解像度・60fps以上の快適環境でプレイできる性能を持っています。
メモリも16GB搭載されているので、よほど重いゲームをプレイしたり、ゲーム以外にたくさんのソフトを同時起動していない限り問題ないでしょう。
もちろん、普段使いとして動画視聴やボイスチャット、Officeなどの作業も問題なくこなせます。
重めのゲームでも、ゲーム内のグラフィック設定を調整すれば60fps以上で快適に遊べるでしょう。
高いグラフィック性能を要求する重めのゲームや、144fpsや240fpsなどの高fps・WQHD・4Kと高解像度でのゲームプレイは難しいですが、10万円前後のゲーミングPCでは仕方がないと言えるでしょう。
とはいえ前半で紹介したように、さまざまなゲームでフルHD解像度・60fps以上でプレイできるポテンシャルは持っているので、予算が限られている方にはおすすめのモデルです。
「フルHD環境でゲームが楽しめれば問題ない」という方であれば、こちらのモデルはネクストギアの中でもぴったりな製品でしょう。
「60fps以上」が快適なゲームプレイの最低条件です。60fpsとは、1秒間に画面が60回更新される数値を表し、画面がカクカクせずなめらかに動いている状態を表します。60fps以下だと画面がカクカク動いているように見えるので、快適にゲームをプレイするためには「60fps以上でゲームが動く」必要があります。
\ ネクストギアの人気No1PC /
高フレームレートで戦いたいガチゲーマーにぴったりな高コスパモデル
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X(8コア/16スレッド) |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER(GDDR6 12GB) |
メモリ | 16GB(8GB×2枚) |
ストレージ | NVMe M.2 SSD 1TB |
CPUクーラー | 水冷 |
- 高フレームレートで戦いたいガチなゲーマーにおすすめ
- WQHDの高解像度ゲーミングモニターを活かしたい方にもぴったり
- 重めのゲームも快適に動かせる優秀なゲーミングPC
NEXTGEAR JG-A7G7Sは、ネクストギアの中でも特にコスパが高く優秀なゲーミングPCです。
まずCPUのRyzen 7 5700Xは、コスパの高いCPUとして人気の製品。
最新CPUというわけではなく2世代前とやや古めに思えるCPUなのですが、性能が高く同クラスのCPUと比べると安価なので、未だに最新ゲーミングPCで搭載されるほど人気のCPUとなっています。
新しいCPUが登場しても、いまだに人気の強い売れっ子CPUだよ!
グラフィックボードの性能も十分に発揮してくれる、心強いCPUです。
グラフィックボードのRTX 4070 SUPERは、とくに高フレームレートで戦いたいガチなゲーマーにおすすめで、APEXやOW2、FF14などの軽〜中量級ゲームであれば、平均144fps以上の環境で楽しめます。
WQHD(2,560×1,440)の高解像度でも安定して動かせるパワーを持っているので、ゲーミングモニターを活かしたい方にもぴったりです。
重量級ゲームも快適に動かしてくれるので、サイバーパンクやEscape from Tarkov、エルデンリングやアーマード・コア6などの重いゲームも遊びたい方にもおすすめですよ。
\ ガチなゲーマーの期待に応えてくれる /
限定サイトからしか購入できないシークレットモデル
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 5700X(8コア/16スレッド) |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti(GDDR6 8GB) |
メモリ | 16GB(8GB×2枚) |
ストレージ | NVMe M.2 SSD 1TB |
CPUクーラー | 空冷 |
- フルHD解像度で制限なく自由に遊びたい人におすすめ
- 高性能でありながら価格が落ち着いてきているRyzen7 5700Xを搭載
- 全10種類の点灯パターンを備えたRGBファンを搭載
NEXTGEAR JG-A7G6Tは、一部メディアやメルマガに共有される専用リンクから購入できる限定シークレットモデルです。
20万円以下で購入できるゲーミングPCとして、使いやすくおすすめの製品となっています。
まずCPUのRyzen 7 5700Xは、2番目に紹介した「NEXTGEAR JG-A7G7S」でも採用されているコスパの高い人気のCPU。
グラフィックボードのRTX4060Tiは、フルHD解像度であればほとんどのゲームを60~144fps以上でプレイできるので、「フルHD解像度のモニターで、自由にゲームが楽しみたい」人におすすめです。
最初に紹介した「NEXTGEAR JG-A5G60」では、一部の重量級ゲームはフルHDで遊べないといった制限がありましたが、制限を気にせず快適に遊びたい方はこちらのシークレットモデルを選択すると良いでしょう。
ネクストギアらしく価格・性能のバランスに優れたおすすめのPCなので、是非こちらの専用リンクからチェックしてみてくださいね。
\ フルHDゲーミングにぴったり! /
女性ユーザーからも好評なオーロラコレクションセットモデル
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7700(8コア/16スレッド) |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti(GDDR6 8GB) |
メモリ | 16GB(8GB×2枚) |
ストレージ | NVMe M.2 SSD 1TB |
CPUクーラー | 水冷 |
- ゲーミングPCの中でも人気の高いホワイトカラーの一式セットモデル
- 遅延の少ないワイヤレスデバイス環境を組みたい方にもぴったり
- 女性ユーザーからの評価も高い
NEXTGEAR JG-A7G6Tのオーロラコレクションセットは、ゲーミングPCユーザーから人気の高い白色PC・デバイスが一式セットで購入できるモデルです。
まずは気になるゲーミングPCの性能ですが、1つ前に紹介した「NEXTGEAR JG-A7G6T」と同じRTX4060Tiを搭載し、より性能の高いCPUを搭載しているので、普段使いはもちろん、フルHD・高フレームレートで快適にプレイできるでしょう。
そして気になるセット商品ですが、白色ゲーミングPC本体に加え、以下4製品がセットになっています。
まずゲーミングモニターは、フルHD解像度・180Hzに対応しているので、NEXTGEAR JG-A7G6Tのグラフィック性能を最大限に発揮してくれるぴったりなモニターです。
モニターも白色で、画面周りの枠もスッキリしててかっこいいね!
デザイン性が良くゲーミングモニターとして性能もしっかりしている白色モニターは、意外と数が限られているので一緒に購入できるのは嬉しいですね。
マウス・キーボード・ヘッドセットには、ゲーミングデバイスでも人気の高いロジクール製品が付いてきます。
ロジクールの誇る低遅延・低バッテリーワイヤレス技術「LIGHTSPEED」に3製品全てが対応しているのもポイントで、配線周りをすっきりさせてワイヤレス環境を構築したい方に刺さるラインナップです。
キーボードに付いてくる雲形パームレストもかわいいね!
男性からの人気ももちろんですが、こちらのセット商品は女性ユーザーから多くの好評レビューが寄せられています。
RGBライティングも搭載しているので、性能だけでなくデザイン性にも特化したゲーミングPCが欲しい方におすすめです。
\ ホワイトゲーミング環境にぴったり /
ネクストギアにおすすめなカスタマイズ構成とは
ネクストギアに限らずBTOショップでパソコンを注文すると、各パーツを自分好みにカスタマイズして注文が行えます。
しかしパソコン選びに慣れていない方だと、「何かカスタマイズをしたほうがいいのか」「どのパーツをカスタマイズしたら良いのか」、難しいですよね。
ここでは、ネクストギアでカスタマイズできる項目について全て詳しく解説していきます。
初心者の方にもわかりやすく解説してるよ!
カスタマイズ画面で困った事があったら、是非参考にしてみてください。
カスタマイズ画面の項目がよくわからないときは、「ヒント」ボタンをクリックすることで、詳しい解説が見れるので、そちらも参考にしてみてください。
OS
基本的に「Windows 11 Home」でOK。仕事用で使う一部の用途であれば「Windows 11 Pro」でOK
OS(Operation System)とはパソコンを動かすためのソフトのことで、ゲーミングパソコンでは主に「Windows 11 Home」「Windows 11 Pro」の2種類から選択可能です。
基本的には個人利用向けに設計されたHomeを選択してOKです。
追加費用を支払うことで選択可能な「Pro」は、「Microsoft Azureとの連携」「ドライブを暗号化するBitLocker機能」などが利用できますが、上記の単語にピンと来なければおそらく必要ありません。
もし仕事用として使用するパソコンであれば、職場でどちらのOSを選ぶべきか確認してから選ぶと安心です。
オフィスソフト
いわゆる「Word」「Excel」「PowerPoint」などのソフト。必要に応じて選択しましょう
「Word」「Excel」「PowerPoint」などのソフトをひとまとめにして「Officeソフト」と呼びます。
Officeソフトにはいくつか種類があるので、必要に応じて選択しましょう。
※WPS Officeは、WPS社のワープロソフト・表計算ソフト・プレゼンテーションソフトを提供するため、Microsoft社製のOfficeソフトとは異なります。価格が安くOfficeソフトを利用できますが、ビジネスにおいてはMicrosoft社製Officeソフトの使用しか認められない場合があるため、使用には注意しましょう。
CPU
こだわりがあれば変更しよう。よくわからなければスルーでOK
CPUはパソコンの性能に大きく影響する重要なパーツですが、パソコン選びの時点である程度希望のCPUを選択できているのであれば、カスタマイズ画面ではスルーしてOKです。
もしよりグレードの高いCPUにアップグレードしたいのであれば、ここで変更しましょう。
CPUについて気になる方は、マウスコンピューターのCPUの解説ページを参考にしてみてください。
CPUのグレードを上げる場合には、「電源」や「CPUクーラー」などのパーツに気をつけましょう。消費電力が上がることにより、よりグレードの高い電源が必要になったり、発熱量が増えてより冷却性能の高いパーツが必要になることがあります。よくわからない場合はできる限りカスタマイズ画面ではCPUは変更しないのが無難です。
CPUファン
静音性や冷却性能を重視したい場合は変更しよう
CPUクーラーとは、CPUを冷却するパーツです。
モデルによって変更ができない場合もありますが、主に「空冷」「水冷」に変更できる場合があります。
一般的に水冷のほうが冷却性能・空冷性能が高い傾向があるものの、故障時などのメンテナンスが大変というデメリットがあるため、ある程度メンテナンスの知見のある方におすすめです。
使用する水冷CPUクーラーによっては、空冷のほうが冷えることもあるよ!
空冷・水冷どちらのほうが良いと一概にも言えないため、ここは好みによるところが大きいです。無難な選択をするのであれば空冷CPUクーラーをおすすめします。
CPUグリス
予算に余裕があれば変更してもいいですが、こだわりがなければそのままでOK
CPUグリスとは、CPUとCPUファンの間に塗るグリスです。
CPUを冷やすには、CPUの発熱を熱伝導によりCPUファンへ伝え、その後ファンで冷やします。
CPUファンへ熱を伝えるとき、グリスの素材によって熱伝導率が異なり、より効率良く冷やすことが可能なんですね。
とはいえ、通常使用しているグリスでも問題無く冷やすことはできるので、予算に余裕があるときだけカスタマイズしてもいいかな、程度の認識でOKです。
こだわりがなければ、とくに気にせず変更しないで問題ありません。
メモリ(RAM)【重要】
ゲームのパフォーマンスや普段使いの使い心地が大きく左右される重要なパーツなので、必ず確認をしましょう
メモリ(RAM)は、データやプログラムを一時的に保存するパーツで、机のような役割をするパーツです。
例えば勉強をするとき、小さな机に書類・本・ノート・筆記用具とたくさん広げると勉強もしにくく非効率ですが、大きな机であれば快適に行えるでしょう。
メモリも同様で、容量の少ないメモリで「ゲーム」「動画サイト」「攻略サイト」「SNS」「VCアプリ」などたくさんのソフトやプログラムを起動すると、メモリ容量が足らず快適に動作が行えなくなってしまいます。
ゲームをするならメモリ容量はたくさん必要だよ!
メモリ容量の選び方は、以下を参考にしてみてください。
- 8GB:ゲームをしない、複数のソフトを同時に起動しない使い方なら8GBでもOK
- 16GB:ほとんどのゲームを快適にプレイできるメモリ容量で、マルチタスクも可能
- 32GB:ゲーム配信をする方や、一部の極端にメモリを多く消費するゲームをする方におすすめ
- 64GB:超高解像度動画編集やAI用途などで使用する方向け、ゲーミング用途ではほぼ不要な容量
8GBでゲーム用途だとプレイが難しいゲームも出てきたり、普段使いでもマルチタスクが行えないこともあるため、アップグレードを推奨します。
16GBあれば最近のゲームはほとんどプレイ可能で、普段使いはもちろんある程度のマルチタスクも問題ないため、おすすめの容量です。
しかし、一部の極端に重いゲームをプレイするときや、ゲーム内の画質設定を高くする場合、16GBでも足りない場合があります。
以下は、「サイバーパンク2077」という重めのゲームをプレイするために必要なPCの推奨スペックです。
ゲーム内設定次第では16GBでも足りません。
あまりここまで大きなメモリ容量を要求するゲームは少ないですが、「16GBだと不安・・・」と感じる方は32GBにアップグレードしても良いでしょう。
32GBあれば、ゲーム用途や普段使いで困ることはまずないでしょう。
まとめると、8GBは非推奨、16GB〜32GBあたりがおすすめです。
自分のプレイするゲームがどの程度のメモリ容量が必要なのかは、ゲームの公式サイトで公開されている「推奨スペック」を確認してください。
SSD・HDD【重要】
知識がないと後からの変更が難しいので、購入時にしっかり確認しておく必要のある重要なパーツ
SSD・HDDとは、パソコンのデータを保存するパーツです。
ゲームのデータやさまざまなアプリ、写真や音楽などを保存する大切なパーツで、容量不足になると大変です。
そのため、ある程度余裕を持った容量を選択するようにしましょう。
以下は容量の目安です。
- 500GB:あまりゲーム・音楽・写真・動画を保存しない人におすすめ
- 1TB(1,000GB):ある程度容量を気にしながらゲーム・音楽・写真・動画を保存する人におすすめ
- 2TB(2,000GB)以上:たくさんゲーム・音楽・写真・動画を保存する人で、容量不足を気にしたくない人におすすめ
1つのゲームに必要な容量はさまざまですが、ほとんどのゲームは数十GB前後〜100GB前後の容量となっています。
ただし、「ARK: Survival Evolved」のような一部の大容量ゲームでは、一つのゲームだけで400GB以上使用することもあるため、ゲーム用途であれば1TBほどあると安心でしょう。
選んだ製品によって、容量を増やしたり増やせないことがあるよ。
あとから増設や容量を増やすことは可能ですが、自分で行う場合には多少の自作PC知識が必要なので、最初からある程度余裕を持った容量を選択しておきましょう。
外付けストレージ
必ず必要ではないため、予算重視の場合は無視してOK
外付けストレージとは、パソコン内部ではなく、USBケーブルなどで接続して使用するストレージです。
パソコン内のストレージの容量の節約や、バックアップ用のストレージとして使用されます。
必ず必要というものではありませんが、「パソコンが壊れたとき用のバックアップ用に」と備えて用意しておいてもいいでしょう。
光学ドライブ
CDやDVD・Blu-rayをよく使う人以外はスルーでOK
光学ドライブとは、CDやDVD・Blu-rayなどのディスクの読み書きを行う機器です。
最近のパソコンには光学ドライブが非搭載の製品が多いため、必要であれば付けておいても良いでしょう。
なお、USBケーブルで接続して使用する外付け光学ドライブであれば、通販や家電量販店などで後から用意できます。
最近はあんまりDVDとか使わなくなってきたよね
CDやDVDの需要が減ってきているため、最近のパソコンには光学ドライブが非搭載の製品が多くなっています。
電源ユニット【重要】
CPUやグラフィックボードなど、カスタマイズをたくさんした方は必ず確認しましょう
電源ユニットとは、家庭用の交流電源をパソコンで使用する直流電源に変換するための機器です。
パソコンで使用する各パーツがどの程度の電力を使用するかによって、電源ユニットの電源容量を決める必要があります。
例えば、全てのパソコンパーツで約400Wの電力を消費するのであれば、余裕を持って600~800W程度の電源ユニットを用意しておけば安全でしょう。
逆に、同じ条件で450Wの電源ユニットを用意してしまうと、常にギリギリの電源供給となってしまうため、電源ユニットにも負荷がかかり故障につながりかねません。
ある程度余裕のある電源ユニットを選ばないといけないんだね
パソコンがどれだけの電力を消費するか、計算できるサイトがいくつかあります。ドスパラの計算サイトや、パソコン工房の計算サイトを参考にしてみてください。
注意事項として、カスタマイズでパソコンの構成を大きく変更した場合は電源ユニット選びに気をつける必要があります。
例えば、「空冷CPUクーラーから水冷CPUクーラーへ変更」「CPUを変更」「グラフィックボードを変更」などが重なると、元々搭載していた電源ユニットよりも大きな電源容量の電源ユニットが必要になります。
とくにカスタマイズで構成をあまり変更していないのであれば問題ありませんが、変更をしている場合には注意しましょう。
グラフィックス
パソコン選定時にしっかり確認しておけば、カスタマイズ時はとくに気にしなくてOK
グラフィックスは、グラフィックボードというパーツを選択する項目です。
グラフィックボードとは、パソコンの映像を画面に映し出すために使われる機器で、ゲーム映像のように美麗で動きの激しい映像を映し出すためには、ゲーム用のグラフィックボードが必要になります。
ゲーミングパソコンにおいて重要なパーツではありますが、パソコン選定の段階でグラフィックボードの選定や確認はすでに行えていると思うので、あまり気にしないで良いでしょう。
製品によっては変更できないことも多く、もし変更可能な場合は好みのグレードにアップグレードしてもいいですね。
無線LAN【やや重要】
意外と軽視されがちですが、後から後悔することもあるのでしっかり確認しておきましょう
無線LANとはその名の通り、WiFiやBluetoothなどの送受信機能全般に関する項目です。
あとから外付けの無線LANアダプタやBluetoothアダプタを使えると思い、意外と軽視されがちですが、個人的には多少予算を無理してでも導入がおすすめです。
理由は、外付けのアダプタよりも、内蔵のアダプタのほうが受信感度も良く、性能が良いと感じた経験が多くあるからです。
「インターネットは有線接続するから不要」という方も、後からBluetoothのヘッドセットや機器をつなぐ際に必要になるため、基本的には付けておくことをおすすめします。
マザーボード
よくわからなければスルーでOK
マザーボードとは、CPUやメモリなどのパーツをつなぐための基板です。
マザーボードによって、「何枚のメモリが使用できるのか」「何個のUSBポートが使用できるか」などの点が変わってきます。
しかし、マザーボードは機器によって変更できる場合とできない場合があります。
変更できる場合でも、多少自作PCの知識がないと「何が変わったのか理解できない」ことがあるので、初心者の方はあまり気にしないでOKです。
よくわからない場合は元の構成のままにしておきましょう。
ケース【重要】
後から後悔する人をよく見かける項目なので要注意
ケース選びでは、以下3点を意識して確認しましょう。
- ファンの数:ケースによってファンの数が異なり、冷却性能に差があります
- ケースの色:ブラック・ホワイトから選択可能
- 光の種類:単色LEDか、さまざまな点灯パターンに変更できるRGBタイプか
とくに光の種類には要注意。
「赤色LED」「青色LED」などのケースは、色の変更ができず、光を消すこともできません。
一方、「RGB」ケースは、色の変更や光の消灯も可能です。
購入してから後悔する方も多い項目なので、見逃さないようにしましょう。
価格別で選ぶネクストギアのおすすめ3製品
最後に番外編として、価格別で特定の用途などにおすすめのネクストギアおすすめ製品を3点紹介します。
【番外編】価格別で選ぶネクストギアのおすすめ3製品
※各リンククリックで詳細に飛びます。
【10万円〜】初めてのゲーミングPCにぴったりなスーターターセットモデル
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 5 4500(6コア/12スレッド) |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 4060(GDDR6 8GB) |
メモリ | 16GB(8GB×2枚) |
ストレージ | NVMe M.2 SSD 500GB |
CPUクーラー | 空冷 |
NEXTGEAR JG-A5G60のスターター5点セットは、ゲーミングPCを初めて購入する方におすすめのセットです。
記事中盤で最初に紹介した「NEXTGEAR JG-A5G60」に、モニター・マウス・キーボード・ヘッドセットがセットになったスターターモデル(※ストレージが1TBから500GBに変わっています)。
セットになっているデバイスは、どれもコスパに優れた初心者でも扱いやすいデバイスとなっています。
できるだけコストを抑えつつ、ゲーミングPCだけでなくデバイスや周辺機器も揃えたい方にぴったりなモデルです。
【20万円〜】ゲームだけでなくビジネスでも活躍するノートPCモデル
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7840HS(8コア/16スレッド) |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop(GDDR6 8GB) |
メモリ | 32GB(16GB×2枚) |
ストレージ | NVMe M.2 SSD 1TB |
ディスプレイ | 16インチ 165Hz 1,920×1,200(WUXGA) |
ゲームだけでなく、外出先で仕事や学業用にも使いたい方にぴったりな、ネクストギアのおすすめノートパソコンです。
ゲーム用途では、幅広いゲームを60fps以上の快適な環境でプレイ可能なスペック。
動きの速いFPSや格闘ゲームに強い、なめらかな165Hz対応液晶も搭載しています。
さらに、32GBの大容量メモリを標準搭載しているので、マルチタスクも楽々こなしてくれるでしょう。
【30万円〜】今話題の3Dキャッシュ搭載ハイエンドモデル
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 7800X3D(8コア/16スレッド) |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER(GDDR6 16GB) |
メモリ | 16GB(8GB×2枚) |
ストレージ | NVMe M.2 SSD 1TB |
CPUクーラー | 水冷 |
NEXTGEAR JG-A7G7Aは、今話題の3DキャッシュCPUを搭載したハイエンドゲーミングPCです。
AMD Ryzen 7 7800X3Dは、AMD 3D V-Cacheと言う技術を搭載したCPU。
特にゲーミング用途だと優れたパフォーマンスを発揮するため、今ゲーマーから人気の高いCPUとなっています。
ハイエンドグラフィックボードのRTX 4070 Ti SUPERを搭載しているため、240fpsや4K解像度のゲームも楽しめます。
ただし、ここまで高スペックな構成となっているにも関わらず、メモリが16GBというのは気になります。このハイスペックゲーミングPCを活かす用途であれば、32GBにカスタマイズすることをおすすめします。
一般的なゲーム体験よりも、さらに上を求める方におすすめのゲーミングPCです。
ネクストギアのおすすめゲーミングPCまとめ
ネクストギアは、コスパが高く、冷却性能やデザイン性に優れたブランドです。
セット販売の内容も良く、評価の高いレビューが多く投稿されています。
最後に、この記事で紹介したおすすめPC一覧をまとめていますので、購入の参考にしてみてください。
ネクストギアのおすすめ4製品
- ネクストギアで最も売れているエントリーモデル
- 高フレームレートで戦いたいガチゲーマーにぴったりな高コスパモデル
- 自由なフルHDゲーミングを実現する限定シークレットモデル
- ホワイトゲーミング環境を構築できるオーロラコレクションセットモデル
【番外編】価格別で選ぶネクストギアのおすすめ3製品
※各リンククリックで、この記事内の詳細に飛びます。