「THIRDWAVE F-14MTL」はサードウェーブ製のコンパクトなノートPCで、1Kgを切る軽量性とMIL規格準拠の高耐久性が魅力です。
さらにAI処理に優れたNPU搭載やバッテリー持ちが良い点など、まさに現代人の頼もしいビジネスパートナーとなり得る高い性能が持ち味です。
軽さは正義、PCを持ち運ぶ機会が多い人必見の、新スタンダードなノートPCのご紹介です。
スペック解説
製品名 | THIRDWAVE F-14MTL |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテルCore Ultra 5 125U |
グラフィックス | Intel Graphics(内蔵) |
メモリ | 16GB |
SSD | 500GB NVMe Gen4 |
サイズ | 幅313×高18×奥行223mm |
重量 | 約0.96kg |
価格 | ¥ 159,980円 ※2024年7月時点での価格 |
本機は14インチのちょうど良いサイズ感に最薄部わずか18mm、重さは960gとなっており、非常に取り回しが良さそうです。
デスクやカフェで作業する際も「テーブルが狭いがゆえに操作がしづらい」…なんて時も膝に置くのが苦にならない軽さ。
それでいてマルチタスクに長けたCPUと長時間駆動のバッテリー搭載とか、大学生をはじめビジネスパーソンにもってこいの仕様ですね。
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外観・インターフェース・静音性・付属品
外観・デザイン
天板にマグネシウム合金を採用した本機ですが、本体をよーく観察すると「ラメ」のようなキラキラ仕様となっており、無骨なブラックの中に華やかさをひとつまみ。
MacBookのような丸縁デザインではなく、「エッジの効いた」シャープなボディラインも特徴的ですね。
コンパクトに纏められたキーボードも、ちょうど良い反発力があり打鍵が楽しくなりますし、本体ヒンジは180°開くタイプなのでデスク上での画面共有も楽々です。
インターフェース
本機には非常に豊富な端子を搭載しているため、USBハブやdockの類を用意せずとも多くのデバイスやガジェットを接続することができます。
せっかく軽量でも追加デバイスのせいでアイデンティティが失われる商品がある中、この仕様はさすがサードウェーブの技術力。
個人的にはType-C端子のみならず、Type-A端子もしっかり搭載してくれている所に「プロのこだわり」を感じます。
右側面:マイク入力・ヘッドフォン出力 共有端子・USB 3.2 Gen1 Type A・microSD カードリーダー (SD/SDHC/SDXC、UHS-I対応)・PC 動作モード インジケーター・セキュリティスロット
左側面:USB 3.2 Gen2 Type-C(PD対応)/電源入力 ・HDMI 2.1 ・USB 3.2 Gen2 Type A ・Thunderbolt™ 4 Type-C(PD対応)/電源入力
静音性
CPU使用率:4%
CPU使用率:38%
CPU使用率:66%
静音性に関しては、スマホの「デシベルチェッカーアプリ」で各動作時の騒音、CPU使用率をチェックしました。
実際に検証しましたが、とても静かだなという印象と、どの動作時もほとんどデシベル値の変化が無いため、非常に優秀な静音性が確保されているようです。
これならオフィスはもちろん、静かなカフェや講義など、場所を選ばずどこでも気軽に使用できますね。
付属品
本機の付属品はACアダプター、Type C ケーブル(充電対応)、簡易マニュアルとなります。
昨今のノートPCにおける充電アダプターに関しては、大型なものが非常に増えておりますが、本モデルはとってもスマートで持ち運びも楽々ですので、本機の特徴である軽さを潰さない仕様が素敵です。
ケーブルはType-C↔︎Type-C仕様だよ!
大まかな特徴
軽さと堅牢さの両立
ズバリこのノートパソコンの最大の特徴の一つとして、驚くべき軽さ、そしてボディの堅牢さが挙げられます。
前述しましたが本機の重量はわずか約0.96kgと非常に軽く、見た目の3倍以上は軽く感じる…と言えば伝わるでしょうか。
米国国防総省調達基準(MIL規格)の高い耐久性を持っているため、毎日ノートPCを持ち運びたいけど壊れるのが心配で…という方にもぴったりの高機動力が、結果として質の高いお仕事にも繋がりそう。
新スタンダードの高性能プロセッサー
本機にはインテルCore Ultra 5 125Uが搭載されておりますが、AI処理に特化したNPUがあらゆる動作を最適化してくれるので、オフィス系ソフトの動作をはじめ、マルチタスクでの作業もストレスなくこなせます。
そのパワフルな動作性能を活かし、ビジネス用途のみならず簡単なゲームも動作しますので、仕事の合間にサクッとゲームで気分転換…なんて使い方もオススメです。
ゴリゴリのゲーミングノートまでは必要ないけど〜…といった人にもオススメできる丁度いいスペックが持ち味です。
外観からは想像出来ない長時間バッテリー駆動
本機はバッテリー駆動時間が長いコンパクトノートです…このワードだけで用途が膨らんでワクワクしますね。
動画再生は7.5時間、アイドル時は最長18.1時間と、とんでもない長時間のバッテリー駆動が自慢です。
これにより外出先でも長時間の作業が可能となりますし、空いた時間にYouTube動画やサブスク映画の視聴も快適ですね。
CPU・GPU・SSD性能
インテル Core Ultra 5 125U
パワフルなパフォーマンスが自慢の「Core Ultra 5 125U」には、インテルの最新のチップレット技術「タイルアーキテクチャ」が採用されています。
性能よりも省電力性を重視しているためバッテリー駆動時間が長くなりますので、軽量コンパクトで長時間利用予定のユーザーにぴったりのCPUであると言えます。
またAI処理を高速化する「NPU」を搭載してるのも特徴で、ビジネス用途における幅広い分野での活躍が期待できます。
「NPU」…AI処理に特化したプロセッサのこと。AIタスクの処理がより効率的になるので、PC全体のシステムパフォーマンスが向上します。
「Intel Graphics」(内蔵グラフィックス)
本機プロセッサーには、「Intel Graphics」という内蔵グラフィックスが搭載されています。
ベンチマークスコアに関しては「Core 5 120U」内蔵モデルよりもやや高い性能となっているようですね。
ゲーミングノート搭載GPUのようなガチ仕様というより、オフィスワークやブラウジングなど一般的な用途を重視した設計となってるので、結果としてバッテリー消費を抑えることに繋がっています。
後述しておりますがゲームもそこそこ動きますので、ゲーム動作検証も併せてご確認ください。
500 GB (SSD)
読み込み速度(Read) | 書き出し速度(Write) |
---|---|
3471.52MB | 1630.74MB |
この数値の優劣に関しては、下記の表を参考にしてみて下さい。
ゲーム利用時の動作性 | |
---|---|
5,000MB/s以上 (NVMe Gen4) | とても快適 |
1,500MB/s以上 (NVMe Gen3) | 快適 |
500MB/s以上 (SATA3) | やや快適 |
300MB/s以下 (HDD) | 不快(軽いゲームなら問題なし) |
専用ソフトでSSD性能をチェックした結果、ストレスフリーな動作性が確保されていることが分かりました。
実際に操作していて感じますが、ブラウザ閲覧時の「引っ掛かり」やラグも感じませんし、複数ウィンドウを開いてもモタつくことなくサクサク動いていました。
PC電源ON立ち上がりスピードも20秒ほどで起動しますし、スリープからの起動も瞬時に戻りますので快適です。
各ソフトの動作性について
ここでは本機のソフト動作性をざっくりとまとめてみました。
アプリやソフトによっては「Core Ultra 5 125U」の動作保証(サポート)最適化が不完全となっているため、各ソフトの必要スペック値を参考に表を作成したことをご理解ください。
デスクワーク効率系ソフト | ||
Word | Excel | PowerPoint |
◎ | ◎ | ◎ |
クリエイティブ系ソフト(イラスト・画像) | ||
CLIP STUDIO PAINT | Photoshop | Illustrator |
◎ | △ | △ |
クリエイティブ系ソフト(動画編集・3D) | ||
premiere Pro | aftere ffect | blender |
× | × | × |
まずオフィス系ソフトに関しては、元々が軽い動作性なので文句なしで動作します。
一方のクリエイティブソフトですが…想像より動くと感じたのではないでしょうか。
流石に動画編集や3D系は厳しいですが、そもそも本機の用途や得意分野はクリエイティヴ系ではございませんので、気にする問題ではございません。
「△」表記に関してはソフトウェアサポートが不完全となっておりますので、今後のアップデートで最適化され、より快適に動作することを期待します…!
ゲームでの快適性
ここからはゲームの快適性(fps値)を、実際に『THIRDWAVE F-14MTL』でプレイして確認していこうと思います。
①各値(画質、描写品質)最高設定で検証
②各値(画質、描写品質)最低設定での検証
③プロおすすめ設定で検証
3項目に分けて検証することで、『THIRDWAVE F-14MTL』でゲームをプレイした際の動作性がはっきりわかるかと思われます。
また検証環境ですが、全て有線LANを用いてオンラインプレイでの快適性をチェックしております。(検証条件を揃えるためUSB変換LANアダプターを噛ませて検証しています)
動作の快適性に関しては感じ方に個人差があるかと思いますが、購入時の参考になれば幸いです。
「VALORANT」プレイ時の快適性
検証方法 | 計測fps |
---|---|
各値最高設定 | – |
各値最低設定 | 平均 90 fps |
プロおすすめ設定 | 平均 64 fps |
最高設定は動作が厳しく数値は掲載しておりませんが、最低設定ですとまずまずの快適性でプレイ出来ました。
そもそも本機はゲーミング機では無いのですが、ここまで動くならむしろすごい、良い意味で期待を裏切られました。
あくまでもガチプレイ向きでは無く、ひとまず遊べたら良いと言う方向けの動作感…という具合です。
本機は『Minecraft』(マインクラフト)同梱モデルが販売されているため、マイクラの動作保証がされています。マイクラプレイ重視の方は、そちらも併せてチェックしてみてください。
「THIRDWAVE F-14MTL」に似ているPCと比較
ここでは本機とパーツ構成が似ている商品と比較して、優れている点や劣っている点を把握しつつ購入時の参考になれば幸いです。
ゲーミングPCはどれも高額商品なのでじっくりと吟味して購入を検討しましょう。
商品名 | THIRDWAVE F-14MTL | iiyama PC STYLE-16FH129-U5-UH2X |
---|---|---|
画像 | ||
価格 | ¥ 159,980円 ※2024年7月時点での価格 | ¥ 154,800 円~ |
CPU | インテルCore Ultra 5 125U | インテルCore Ultra 5 125U |
GPU | Intel Graphics(内蔵) | Intel Graphics(内蔵) |
メモリ | 16 GB | 8GB(オンボード) DDR5 |
SSD | 500GB | 500GB |
HDD | ー | ー |
重量 | 約0.96kg | 約1.28kg |
付属品 | ACアダプター、Type-Cケーブル、製品マニュアル | ACアダプターセット ,各種マニュアル ,保証書 |
商品URL | 「 THIRDWAVE F-14MTL 」最新価格・ スペック一覧【サードウェーブ公式】 | 「iiyama PC STYLE-16FH129-U5-UH2X」最新価格・スペック一覧【パソコン工房公式】 |
今回の比較対象はパソコン工房から販売中の「iiyama PC STYLE-16FH129-U5-UH2X」と比較してみました。
まず価格に関しては「THIRDWAVE F-14MTL」がやや高いようですね。
しかしメモリ容量は2倍差となっておりますので、動作性や快適性の面ではサードウェーブが大きくリードしています。
重さに関しては本機の「約0.96kg」が一歩リードしているように感じますが、比較対象機は16インチとなっておりますので、ここは好みが分かれそうです。
結論として、軽量&メモリ16GBのコンパクトノートが欲しい方は「THIRDWAVE F-14MTL」を、16インチの大画面を求める方はパソコン工房PCを選択するのが良いでしょう。
「 THIRDWAVE F-14MTL」の気になる点
天板以外は、ほんのちょっとチープ…?
個人的には完成度の高い商品だと感じており、現時点で不満は見つかりません。
しかし強いて、あえて挙げるとすれば…天板以外も金属仕様にしてくれたら、指紋の除去もしやすく所有欲も満たされそうな気がします。
当商品を拝見した家族も、裏面やパームレスト部はちょっと安っぽさがあるかもと言っておりました。(とはいえ、これは軽量コンパクトとのトレードオフなんですよね。。。)
どのPCにも言えますが、用途や優先順位を明確にした上で購入するのが良いと思います。
まとめ
- AI処理に特化したNPU搭載
- 1kgを切る軽量コンパクトボディ
- 長時間バッテリー駆動でビジネスもゲームも◯
- 背面も金属素材を採用して欲しいかも…(重くなるけど。。。)
今回はサードウェーブ製のコンパクトノート「THIRDWAVE F-14MTL」を検証・レビューしました。
やはり「軽さ」と「バッテリー容量」というのは、何物にも代え難い大正義であることが分かりました。
本機は高水準動作と、長時間駆動する軽量コンパクトノートをお探しの方にぴったりの商品ですので、ぜひ一度実店舗などで触ってみてくださいね。
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