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「Zenfone 10」レビュー:その性能はゲーミング寄り!ASUSの最新コンパクトスマホの実力に迫る!

「Zenfone 10」はASUSから販売中の、最新技術と優れた性能を備えたスマートフォンです。

「Snapdragon 8 Gen 2」という現状最強クラスのハイパワープロセッサーを内蔵、そしてモニター部は5.92インチのAMOLEDディスプレイ&144Hzの高リフレッシュレートを誇ります。

カメラの画素数はリアに驚異の50MP (広角・ジンバルOIS 2.0)+13MP (超広角)、フロントには32MPというパワフルなカメラを搭載しております。

コンパクトボディには4,300mAhバッテリー、30Wの高速充電、側面指紋認証センサー、デュアルステレオスピーカーなど多岐に渡る豊富な装備が自慢です。

まさに未来を切り開くASUSの最新作レビュー、スタートです!

【PR】今回の記事は、ASUS様よりスマホの提供をいただき執筆しております。

目次

Zenfone 10 のスペック

製品名Zenfone 10 (AI2302)
OSAndroid™ 13 (ZenUI)
CPUQualcomm® Snapdragon™ 8 Gen 2 (オクタコアCPU)
ディスプレイ5.9型ワイド AMOLEDディスプレイ
Corning® Gorilla® Glass Victus™
メモリ16GB
SSD512TB
サイズ高さ約146.5mm×幅約68.1mm×奥行き約9.4mm
重量約172g
製品番号ZF10-BL16S512
価格134,800円 (税込み)
※2023年9月時点での価格
その他 製品番号ZF10-BK8S128
ZF10-BK8S256
ZF10-WH8S256
ZF10-RD8S256
ZF10-GR8S256
ZF10-BK16S512

改めまして本機のご紹介です。

ASUSのスマホといえば「ZENシリーズ」やゲーミング性能に優れた「ROGシリーズ」などが有名ですね。

ZENのゼンは、日本の「禅」の精神や考え方に基づいて立ち上げられたシリーズとなっているのをご存知でしょうか。

私たち日本人をはじめ和の精神を重んじる全てのユーザーにすんなりと馴染み、使用することができる商品がラインナップされています。

禅とは心の有り様、マイナスをプラスに変える、そんな思想や心のこと。

本機も禅の精神を具現化したようなスマホとなっておりますので、シンプルだけど高性能、無駄なく清らかでしなやか、使い勝手の良いスマートフォンに仕上がっております。

また専用ケースや高速充電器、ケーブルも付属しているので初めてのスマホデビューにも最適です。

日常生活のあらゆるシーンで大活躍しそうな高性能が自慢です!

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デザイン・大きさ・重さ・インターフェース

外観(デザイン)

ちょうど良いサイズ感、可愛い…!

パッケージを開封して登場したのは、なんとも丁度いいサイズ感のスマートフォン。

想像より二回りほど小さくてコンパクトなフォルム…5.9型は片手でも操作しやすい絶妙なサイズ感ですので、老若男女の幅広いユーザーに受け入れやすそうな親和性を感じます。

出来れば片手で全ての操作をしたいから、これは非常に嬉しい!

大画面化・大型化を促進するメーカーが多いので、小型機を探している人には大変有り難いですね。

ボディの背面と側面は異なる素材を使用しているのも特徴的です。

側面は艶消しタイプの金属ボディですが、背面にはバイオマス由来のポリカーボネート素材を採用しています。

ちょっとザラザラしていて、すっぽ抜けることも少なそう

それにより本体の大幅な軽量化はもちろん、CO2の排出量を2kg削減に成功しているなど、環境とユーザーへの配慮が得意なASUSの醍醐味が存分に凝縮された商品です。

お借りした筐体は「スターリーブルー」というカラーなのですが、なんというか都会派…シティボーイ風味漂うオシャレでクールなデザインとなっています。

気負わないデザインがすごく好き!

外箱に関しても、100%リサイクル可能な古紙パルプと大豆ベースインクを使用することで、サスティナブルな資源循環を実現しております。(従来のインクの原料である石油を使用しないエコインクを採用)

環境派もそうでない人も、このスマホを通じて少しでも地球環境問題に目を向ける機会が増えたら、とっても素敵でございます。

大きさ

左からiPhone12mini、Zenfone 10、Galaxy Z Fold5

本機のサイズですが、ASUS公式のスペックシートには「高さ約146.5mm×幅約68.1mm×奥行き約9.4mm」と記載されております。

実際に触ってみると、やっぱりコンパクトで小さい…著者の手は決して大きくはありませんが、手の内にしっかりと収まっておりますし、右手親指での片手操作も楽々こなせます。

指の長さの都合上、てっぺんスライド時はややホールドが甘くなりますが、画面天井部を頻繁に操作することもないはずですので、日常操作では不自由なく快適に、安定感のある操作ができます。

重さ

公式スペックシート曰く、重さは「約172g」となっております。

現在私が所持しているスマホで最も軽いのが133gのiPhone12miniですが、それよりももう少し重いと。

でも正直、iPhoneの方が重く感じるんだよなぁ…

これに関しては個人的な感想なのですが、おそらく「Zenfone 10」のサイズ感と重心が絶妙なバランスで作られているからと推測します。(そして私の手にフィットしている…!)

重いけど、軽いんですね。

私が現在使用しているGalaxy Z FOLDは約253gの重量で、ケースを合わせると約300gにもなるため衣服の素材によっては、ポケットがビヨーンと伸びてパンツも少しずつ下がリます。(えぇ…)

「Zenfone 10」をポッケに入れてもそんなことにはなりませんので、バッグを持たない手ぶら族の人には大変嬉しい重量ですね。

また本機には専用ケースが付属しているのですが、これがまぁ軽いこと軽いこと…

こちらを付けてもわずか15gしか増えませんので、これまた誤差レベルにも関わらず防御力が上がり最高です。

ROM・SDカード対応状況

本機のROM容量は512GBですので、用意されているラインナップの中では最上位モデルとなります。






Zenfone 10
8GB/128GBZF10-BK8S128ミッドナイトブラック99,800円 (税込み)




8GB/128GB
ZF10-BK8S256ミッドナイトブラック



112,800円 (税込み)
ZF10WH8S256コメットホワイト
ZF10-BL8S256スターリーブルー
ZF10-RD8S256エクリプスレッド
ZF10-GR8S256オーロラグリーン

16GB/512GB
ZF10-BK16S512ミッドナイトブラック
134,800円 (税込み)
ZF10-BL16S512スターリーブルー
SDカードスロット非対応

そのほかに256GB、128GBタイプが用意されていますので、ご自身の用途に合ったモデル選びが重要です。

また本機はSDカードスロット非搭載となっておりますので、後からストレージ領域を増やせない点には注意が必要です。

とはいえ困った時はクラウドサービスなどにデータを保管できますし、動画を大量に撮影しない限りは512GBで十分だと思います。

もう一つポイントとして、上記の表のようにカラーバリエーションによってはメモリ&ストレージ容量が制限されてしまうという問題があります。

せっかく欲しいカラーを買ったけど、データ容量が拡張できないことに後から気づいた…

なんてことが起きると非常に悲しくなってしまいますので、購入前にご自身のお気に入りカラーの仕様・構成をしっかりと確認することが非常に重要だと感じました。

画質・カメラ性能 検証

本機のカメラはあらゆるシーンに対応できるよう、仕様の異なる2+1の合計3つのカメラが搭載されております。

ここではそれぞれのカメラ性能や特徴を、具体的に撮影した写真を用いて解説したいと思います。

広角レンズ

まずは最も一般的な用途の「広角レンズ」をご紹介します。

こちらは本体背面に搭載されたアウトカメラとなっており、なんと画素数が5,000万画素という高級ミラーレス一眼カメラのような高い性能を保持しています。(スマホでこれはエグいです…!)

広角レンズにて撮影

イメージセンサーはSONY IMX 766を採用し、さらに6軸ジンバルモジュールと新機能のアダプティブEISを搭載しています。

これにより、激しい動きでも手ブレすることなく綺麗な映像を撮影することができます。(後述動画が分かりやすいです!)

超補正のおかげで、びっくりするくらい滑らかな映像が撮影できるよ!

例えばこれがミラーレス一眼カメラの場合、手ブレ補正搭載機や補正付きレンズを用意しようとすると30万円以上も費用が掛かってしまいます。

手のひらに収まるコンパクトスマホでここまで撮れる…そう、「Zenfone 10」ならね。

カメラは重いし持ち運ぶのイヤ!って人は最高ですね。

「アダプティブ EIS」ってなに?

アダプティブ EISは、本機の高性能AIが端末のブレの状態をリアルタイムに検知して最適な画角に自動調整するため、手振れ補正の設定を気にすることなく、最適な画角にて綺麗な映像を撮影することができる機能!

超広角レンズ

お次は画角120°の「超広角レンズ」をご紹介します。

せっかくの風景や被写体、なんだか近すぎて画面に入りきらない!…そんな時にはこちらのレンズの出番です。

こちらも本体背面のアウトカメラで、広角カメラの下側に搭載されているレンズです。解像度は1200万画素、光の取り込みは先代機のZenfone 9と比較して67%も向上しています。(ノイズはなんと50%低減しています!)

F値も2.2なのでボケ感&暗い場所にも強い!

超広角レンズにて撮影

実際の写真ですが、広角レンズに比べより多くの情報を映像に残すことが可能となります。

インカメラで撮影

またインカメラですが、3200万画素&「RGBWセンサー」を搭載したことで大幅な品質向上が実現しました。

このセンサーのおかげで光量の足りない室内でも明るく高画質な自撮りが可能になったので、スマホでのライブ配信にもぴったりかと思います。

youtuberやインフルエンサーにも大変有り難い進化!

望遠

本機に望遠レンズは搭載されておりませんが、広角レンズにてデジタルズームをした場合は最大で8倍のズームが可能です。

こんなにズームしたら、大体は写真のノイズが酷くて荒い画像データとなるのが一般的ですが、さすが5,000万画素…

大幅な画質の崩れを感じることなく望遠撮影が可能でした。

望遠レンズ、単焦点レンズ、広角レンズなど、一般的なカメラですと何本もレンズを用意する必要がありますが、このコンパクトなスマホ一台でここまで多彩なシーンを切り取れるなんて…

カメラガチ勢で無いのなら、本当にこれ一台で事足りちゃいますね。

暗所・夜景撮影

まだまだ本機のカメラにはとんでもない性能が隠されています。

というわけで本機で撮った暗所撮影の結果がこちら。

フラッシュ無し・暗所での撮影

夜景撮影に関しては、夜景モードON/OFFで比較してみましょう。

夜景モードOFF
夜景モードON

うおぉ…想像以上にくっきりはっきりと撮影できますね!(どれもフラッシュなしです!)

お祭りや夜景デートなど、重要なイベントでの写真がしっかり残せず悔しい思いをした人、是非ともこのカメラで撮影して欲しいと思います…とんでもなく鮮やかで綺麗な写真が簡単に残せますよ!

暗いシーンでの撮影はカメラ一台だけで明るい写真を撮ろうとすると…想像以上に苦戦するんですよね。

自室もすんごく暗いので、レビュー時は家中の光源をかき集めてます!

(みんな、オラに電気を分けてくれエー!)

それなのに難しい設定変更なども一切必要なく、シャッターを切るだけでこんなにも鮮明な写真が撮れる「Zenfone 10」…マルチな性能が光りますね。

夜景を撮影するのが好きだけど、上手に撮影できない!という方にお勧めできるカメラ性能が搭載されています。

動画撮影

続きまして本機での動画撮影ですが、↑こちらはスマホ本体を直に持ち、一般的な歩行速度で撮影しました。

手ブレ補正無しのデジタルカメラで撮影したのが↑こちら。

手ブレ補正無いと画面酔いしそうです…

手ブレ無し機で撮影した場合、画面揺れがとんでもなく数秒で酔ってしまうこともしばしばですが、本機は前述した6軸ジンバルモジュールとアダプティブEISのおかげで、非常にスムーズかつ快適な映像が撮れました。

これならYouTube撮影も問題なくできますね!

今やスマホ一台でYouTube動画の撮影・編集や投稿もできますので、日常利用や動画撮影兼用で使えるスマホをお探しの方はぜひ「Zenfone 10」の導入を検討して欲しいと思います。

バッテリー性能

本機のバッテリー容量は4,300mAhとなっており、平均値と言われる3000mAhよりも1,300mAhほど大きな容量となっています。

Zenfone 8は4000mA、Zenfone 9は4300mAhでしたので、今回の容量は据え置きとなっておりますが、なんと12.9%ほど駆動時間の向上が実現しています。

これによりバッテリー残量を気にすることなくSNS閲覧やゲームプレイが可能ですし、マップ・メール・ブラウジングなど、屋外での利用が多いビジネスシーンでも気兼ねなく利用可能です。

YouTube動画を1時間視聴した結果

とはいえ、心配性な人はバッテリーがどれくらい持つか気になるのよね!

その気持ちは痛いほど分かります…予備バッテリーもいちいち持ち運びたくないのが本音ですよね。

というわけで検証の時間です。

ここでは100%のフル充電時よりyoutube動画を閲覧し、何時間で何%減少するのかを簡単にチェックします。

映像画質はHD、フルディスプレイにて動画を見続けた結果、1時間で5%減っていました。

想像していたよりもはるかに電池持ちが良く、また驚くことに本体が全くと言って良いほど熱くなっていないのです…一体どんな構造になっているのでしょうか。

専用ケース付きで検証したので爆熱発生するかも?と危惧しておりましたが、全くもって心配ありませんでした…!

そして本機にはUSB ACアダプターセット(30W 急速充電対応)が付属しています。

ちょっとした空き時間などにサクッと充電することで、ある程度のバッテリー残量を確保した状態を維持することができます。ほんと急速充電ありがたいっす…!

急な外出前にバッテリーが少なくて焦る!みたいなことが起きづらくなるのは精神的にも楽ですね。

ディスプレイ・動作感・ゲーム性能

ここでは「Zenfone 10」の映像美やゲーム性能に関する情報をまとめておきたいと思います。

どの項目も高水準にまとめられた高性能スペックが光りますので、きっと欲しくなると思います。

144Hzの高リフレッシュレート

本機のディスプレイは最大144Hzの5.9型 AMOLEDディスプレイを採用しています。…ヤバいですよね。

何がどのようにヤバいか説明してよ!

ユーザーによって感じ方が変わってくるかと思いますが…そもそも本機はゲーミングスマホではありません。

ゲーミングスマホじゃない、これがポイントです!

ゲーミングスマホでないにも関わらず、ゲーミング並みの高リフレッシュレートを誇るのです…ヤバいですよね。

ゲーミング性能に関しては「原神」プレイにて検証しましたので併せてチェックしてくださいね。

またAMOLEDディスプレイを最大限に活用した「Always-on Panel」機能を搭載しているため、各種情報を常時表示可能となります。

これにより端末がスタンバイの時でも日付や時間を最低限の電力消費で確認することができます。

超優秀なバッテリー駆動と容量に加え、省電力性にも優れているなんて…やっぱりヤバいですよこのスマホ。

ここがポイント!

Zenfone 10のゲームプレイ時における最大値は144Hzですが、通常リフレッシュレートの最大値は120Hzです。

144Hzにするにはゲームプレイ時に「Game Genie」から設定することで変更可能です。

もたつきを知らないヌルサク動作感

iPhone12 miniは60Hz

一般的なスマートフォン(iPhone12あたりまで)の画面リフレッシュレートは60Hzが平均数値とされています。

しかし本機は倍の120Hz、ゲームプレイ時に限ってはなんと144Hzまでの高い数値でぬるぬるサクサク映像描写が可能です。

1秒間に60枚の画像が順番に表示されるのが60Hzです!

よくパラパラ漫画に例えられますね!

ホームでの画面スワイプをはじめ、SNSやブラウザ表示に関しても圧倒的なぬるぬる具合でして、一昔前のスマホで見られた画面の「引っ掛かり」や「もたつき」のようなストレスが一切ありません。

これなら情報収集もスムーズに行えますし、ゲームプレイや動画視聴も抜群のディスプレイでパワフルな映像体験が可能です。

画面サイズもちょうどよくて本当に使い勝手が良く、お借りしてまだ1週間ほどですが愛着が湧きました。(というか欲しいです!)

スマホ版「原神」をプレイしてみた!

本機はゲーミングスマホではありませんが、非常に高い性能を駆使して重めタイトルの「原神」をプレイしてみました。

まずはデフォルトの設定でプレイ。

ゲーム内の画質設定は中、フレームレート初期値は30fpsなので、ややもっさりとした動作からスタートしました。

それでもプレイするだけなら動作に問題はなく、しっかりと動作しています。

では、ここから画質を高にして60fpsに上げてみます。

うーん、残念ながら40fps止まりで、それなりにカクツキを感じますね。

しかし本機はゲーミングスマホではないので、十二分に動作している方だと思います。ほんと原神は重いですね…

「原神」はクロスデータプレイ対応なので、外出中の空いた時間に「Zenfone 10」でサクッとデイリークエストを消化しつつ、帰宅後はPCでガッツリプレイ!ということが可能です。

時間を有効に活用して「原神」をプレイしたい人にぴったりのスマホではありませんか…!

サウンド・スピーカー性能

うーん、スピーカーはそんなに興味ないです…

スマホの音はワイヤレスイヤホンで聴くから重要視していない、というユーザーもいることでしょう。

しかし、そんな人ほどこのスピーカーから奏でられる音源を体感してほしいと思えるような、クリアだけど骨太さも備えているような、芯のある高解像度の音体験ができます。

「デュアルステレオスピーカー」で迫力の音質体験

「Zenfone 10」の画面上部と下部には2つのスピーカーが搭載されています。

これは「デュアルステレオスピーカー」といって、スマホスピーカーの想像を超えるようなダイナミック音質を出すことができます。

こちらはいつもお馴染み「NSC」での音質体験の一部をご紹介。

透き通るような清涼感と、それに負けない重低音が気持ちいいンです。

私もスマホではイヤホンオンリー視聴派ですが、スマホらしからぬ想像以上のクリア音質で感動しました…!

スマホのスピーカーだからと正直甘くみていた部分があったのかも知れません…こんなにも細かい音を表現できるなんて思っておらず、小型スピーカーの進化を体感できました。

これだけ高品質であれば、どうせならスピーカーで音楽を流そう!と思えることでしょう。

スマホスピーカーの素晴らしさに気付かせてくれたASUSに圧倒的感謝…!

POINT

音量を上げすぎると本体がブレ(揺れ)てしまう「共振」が発生しますので注意!

オーディオ民大歓喜のイヤホンジャック搭載

これです、これこれ!!

昨今のスマホはイヤホンジャックが搭載されていない機種が多いですね。

しかし本機はしっかりとイヤホンジャックがあるんです…オーディオ沼にどハマりしてる人もそうでない人も、これはめちゃくちゃ嬉しいはず。

ワイヤレスイヤホンって予想以上に普及したよね

でもやっぱり選択肢は多い方が嬉しいし楽しい、有線ならバッテリー消費を気にすることなく楽しめるのもメリットです。

何より遅延が少ない!(有線より優れた無線タイプもあります)

そんなユーザー達の熱い思いを聞いて取り入れてくれたかは分かりませんが、さすがASUS…ユーザビリティを大切にするメーカーだからこその業が光ります。

生体認証性能

スマホのロック解除には生体認証を使用している方も多いかと思います。

ですが、実際には認証エラーが発生したり、ちょっとの加減で反応しない…なんてことが多いのも事実です。

ここでは本機に搭載された2種類の生体認証の精度や判別性能などをチェックしてみました。

顔による生体認証機能

本機はスマホ画面に顔をかざすだけでロック解除可能な「顔認証機能」を搭載しています。

というわけで事前に顔データを登録し、マスクやメガネ着用時もすんなり解除できるか検証。

結果として、非常に素早く顔認証ロック解除が可能でした!

マスクとメガネを装着しても、なんの問題も無く瞬時にロック解除できるなんて…一体これはどんな技術なのでしょうか。

注意点としては、極端なメイクをしたり自身によく似た顔の場合はロック精度にブレが生じる場合があるようですので、それらのリスクを承知の上で利用してください、とシステム上で表示されていました。

ここがポイント!

自身の顔を登録する際はメガネもマスクも外して行います!

…それなのに、「マスク有りメガネ有り」でもロック解除できるなんて、とんでもない機能ですね。

指一本でロック解除可能な指紋認証センサー

本機側面にはスマートキー機能&指紋認証センサーが融合した「ZenTouch」と呼ばれる電源キーが搭載されております。

実はこちら、先代モデルの「Zenfone 9」にも搭載されておりましたが「ZenTouch 2.0」として使用可能な機能が増えて進化した機能です。

認証可能範囲は360°なのでどの角度からでもロック解除が可能なのは嬉しい…

また最大5個まで指紋を登録可能なので、普段と異なる持ち方をしていても、どんなシーンでも簡単にロック解除できちゃいます。

先ほどの顔認証と併用することで、より強固なセキュリティーでスマホを守ることができますね。

OS・UIはどんな感じ?

スマホにおいて最も重要なポイントは性能よりも「OSやUI周りの快適性」であると聞いたことがあります。

確かに、せっかく高性能でも扱いづらいのであれば宝の持ち腐れ感がありますよね。

ここでは本機のより細かい、そして重要な部分の解説をしたいと思います。

電源ボタンや背面タップに機能を割り当てることができる

「Zenfone 10」には背面タップをすることで割り当てた機能を素早く実行する機能が搭載されております。これに慣れると他のスマホが使えなくなるんですよ…

具合的には本体背面を2回タップすることでスクリーンショットを撮影する事ができます。(デフォルト設定の場合)

そのほかにも、トリプルタップでカメラ起動や懐中電灯、サウンドレコーダーなどをONにする事ができます。

これほんと良い…わざわざアイコンを探してタップするよりも早くて便利ですね。

設定方法:[設定] -> [拡張機能] -> [背面タップ]

お次は電源ボタンの「ZenTouch 2.0」。

こちらに割り当てられるショートカット内容ですが、こちらもダブル/トリプルタップでgoogleアシスタントを開いたりお好みのアプリを瞬時に起動できたり…控えめに言って超便利です。

メールチェックなどに設定しておけば大事なメッセージを素早く確認、返信が出来ますし、ゲームやYouTubeなどに設定すれば、親指だけで即座に娯楽タイムに突入する事ができます。

個人的におすすめなのが「Webページのスワイプ」機能です。この機能がもうね、ぶっ壊れ性能の超便利機能です。

語彙力がなくなるくらい便利なのです!

電源ボタンをスワイプすることで、WEBページを上下に動かして閲覧する事ができちゃいます。

これにより、実に自然な動作でスムーズにブラウジングする事が可能です。こーれほんと便利です。

通常操作だと親指の付け根が痛くなりますが、この最短距離動作なら指がラクなんです。

片手操作に特化したUIが便利

本機のUIはより利便性を高めるために、片手操作に特化したUIシステムをふんだんに採用しています。

例えば本体サイズ、こちらは5.9画面の172g…これこそUIの最たるものだと感じます。手が小さくてもそれなりに操作できますし、何より軽くて扱いやすい‼︎

加えて「片手モード」を活用することで、さらに快適性が促進されます。

この機能はアプリアイコンやタップ対象をスマホ画面下部に収束する事ができますので、手が小さくても片手での操作が楽にできるようになります。

手が小さいから使えるスマホに制限があったけど、
好きなスマホが使えるのはホント嬉しい!

親指を労ってくれる「ユーザー補助ボタン」も任意でオンオフできますので、片手での操作が難しいと感じた場合に設置してみましょう。

ツインアプリ機能でLINEの2アカウント運用が可能

本機はスマホを複数所持する事なく、2つのアカウントを本機1台で操作することが出来ます。

例えば「ポケモンGO」の場合、アカウント間での交換で進化するポケモンが存在します。このツインアプリを利用することで、なんとフレンド無しでもポケモンを進化させることができます。

(寂しくない…寂しくなんか無い。)

LINEの場合は、お仕事用とプライベート用でアカウントを分けたいけどスマホを何台も持ちたくない場合などに大変有効だと感じました。

電話番号(SIM)の都合で実際には試せませんでしたが、持て余している番号があれば大いに活躍しそうですね!

設定方法

「設定」→「拡張機能」→「ツインアプリ」→対応アプリの有効化で完了!

防水防塵性能

本機はIP65/IP68の防水&防塵に対応しているため、家庭内の水回り使用をはじめアウトドアでも安心して利用することが可能です。


このIP65とは「粉塵と水流を完全に防ぐことができる性能」と言う意味があり、IP68には「長時間の水没に耐えうる性能」 と言う意味が込められています。

「IP65/IP68」って表記してるのには理由があるの?

そうなんです。この表記には防塵と防水の厳しいテストに合格したことを表しています。

しかし、荒れ狂う日本海に放り投げたら割とすぐ壊れますし、台風の暴風雨の中で長時間使用すると浸水するリスクがある…なんとなく「IP65/IP68」の防塵防水レベルがイメージ出来ましたでしょうか?

検証したいけど壊したくないので、危険には晒しません!

そのため、どうしても水流に晒したい場合はご自宅のシャワーで洗い流す程度に留めておきましょう。

どんなに強靭な構造であっても精密機器には変わりありませんので、出来る限り優しく、大事に扱いたいですね。

5G対応状況

本機の5G通信対応状況は下記の通りとなります。





通信方式 
5G NR n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n28/n38/n41/n77/n78
FDD-LTEB1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28
TD-LTEB34/B38/B39/B40/B41/B42
キャリアアグリゲーション ※107CA(DL)/2CA(UL) 対応
W-CDMAB1/B2/B4/B5/B6/B8/B19
GSM/EDGE850/900/1,800/1,900MHz

この表だけを見ると何が何だかさっぱり分からない、という人もいるかと思います。

結論としては、5Gは使えますがSub-6やNRのみ、ミリ波には対応していないということが分かります。

ミリ波?…Sub-6…?日本語でお願いいたします…

ここがポイント!

5Gにはミリ波・Sub-6・5GNRと言う3つの規格が存在します。

ミリ波(別名:n257)→5Gの中でも超高速&超低遅延のハイスペック通信。

Sub-6(別名:n77〜n79)→スタンダードな5G通信。ミリ波には劣るけど対応機種が多く広範囲で使える。

5GNR(n1、n28など)→4G LTE用の周波数帯として使われている電波を5G用に転用して使用する技術。

つまり「Zenfone 10」の5G対応状況として、ハイスペック通信のミリ波は使えないけどスタンダード5GのSub-6とNRは使用可能と言うことが分かります。

広いエリアで安定した5G回線が使えるのは嬉しいですね!

5Gは通信状況やエリアの地形によって安定した回線接続が困難な場合もあります。

しかし、広範囲に届き障害物を回り込む特性があるSub-6が使えるので、防水防塵性能を備えた本機は屋外利用やアウトドアにも相性抜群と言えそうですね。

Zenfone 10の総合評価

Zenfone 10
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 現状最強クラスのCPU「Snapdragon™ 8 Gen 2」搭載
  • 最高144HzのAMOLEDディスプレイ
  • アダプティブ EISでブレのない撮影が可能
  • ツインアプリ機能でビジネスにも最適
  • 低容量モデルなら10万円を切っている
デメリット
  • 大型画面モデルも欲しいかも…

「Zenfone 10」はASUSから販売中のコンパクト&高スペックが自慢のスマートフォンです。

日常利用をはじめビジネスやアウトドアまで、どんなシーンでもマルチに使える使い勝手の良さはユーザーを選ばず、誰でも直感的に使えそうなサイズ感と動作性が非常に好感触でした。

コンパクトサイズのスマホって個人的には大好きなので、私としては星5評価なのですが、他社のラインナップを見る限り、大画面モデルの人気の方が高いような気もします。(海外準拠…?)

と言うことは、「Zenfone 10」は購入者層をしっかり絞れている=欲しい人にはとことん刺さる素敵なスマホだと思います。

ツインアプリでプライベートとビジネスを切り分けることも出来るので、物を厳選したいミニマリストにもおすすめだと感じました。

YouTubeチャンネルには、よりゲーミング性能に特化したASUS製スマートフォン動画レビューがございますので、合わせてチェックしてみてくださいね。

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